手に入りそうだから、というだけで手を出すのは違うんじゃないか。

自分のこだわりのような部分は、早い段階で提示しておかないといけないと思う。沼状態になってから後出しみたいになってしまったらそりゃー揉める。

こんにちは。HALです。

これは特に立場の強いS側においてそうやね、って話なんですが…

関係が深くなる前に、こだわりのようなものは開示してないといかんよね、ってのは思っていて。

というのも、相談を受けていて大方のケースで「こんなはずじゃなかった、こんな人だと思わなかった」ってのがあるから。

タチが悪いのはこういうのをМ側（あえてこういう言い方をします。問題が起きるのは立場が弱い側）が沼ってから出してくるパターン。

もうね、十中八九トラブルのもと。立場の傾斜のせいでほんまはイヤなのに、話が違うやろって思ってるのに、言えなくなったりするうちにМ側の心身がボロボロになって、めんどうになってS側がポイしちゃうっていう。

こういうの、ほんまアカンでってわたしは思う。

特にS側は主導権を握っている立場。だからこそ、こういう性格やら、ダメかもしれんとこあるけど、それでもええのか？とか、あるいは、М側がどれぐらいの深度の関係を求めているのか、とか…そういうのは事前確認を丁寧にしたほうがそれこそ身のためでもあるで、と思う。

要するに、それらが「合わない、付き合うと大きく傷つける未来が予見できる」のであれば、それは誠実に表示したうえで距離感を考えるのはマストだとわたしは思うということ。手に入りそうだから、というだけで手を出すのは、それこそ多頭趣向だったとしても違うんじゃないか、と。

なんでもかんでも手に入れるんじゃなくて、相手が必要だと思っているものを与え続けていけると決意できてから始めていこうや、というのは、わたしとしては特に深く思うところなんですよね。