【裏話】浅草橋の朝カフェ、日本人ムスリム店長の東京ムスリマ生活。
＊こんにちは、ハラルルカフェです。
浅草橋で毎週金曜日限定で営業しているHALALULU CAFE（ハラルルカフェ）です。スパイス・コーヒーやアラビアの朝ごはんなど、中東文化や旅好きな仲間が集まる朝カフェです。※第2金曜日のみ11時〜17時、その他の金曜日は7時〜10時の早朝営業。リトルジャパンというゲストハウス内のカフェです。
本日の朝カフェも無事終了し、ほっとひと息です。実は先週の朝カフェ終了後は、バイト先の商談アシスタントとして同席するため、午後から出勤。朝カフェの日って、3時半くらいに起きて、4時半過ぎには家を出るんです。その日は夕方までがっつり仕事だったので、省エネモードで乗り越えました。寝不足だし「頭まわらないー」と思いつつ。
毎週金曜日限定のハラルルカフェ以外の日に何をしてるかについて、以前ブログに書いたのですが、そのバイトがかなり面白いし、いろんな部分ですごく勉強させてもらってます。こんなバイト↓
モスク関連の事務所なので、働いている人たちはみんなムスリム。私が関わってる部門は外国人ムスリムのみ。他の部門には日本人もいるのですが、そこで仕事してる人たちは全員ムスリム。そんな風にムスリムに囲まれた環境で仕事するのははじめてだし、そのオフィスがどこの国にあるのか分からないくらい、いろんな国のムスリムたちが出入りしています。
そんな環境ですが、取引先は日本国内の企業ばかり。みなさんふつうにノンムスリムの日本人だし、英語での商談はときどきホント難しい、というかややこしい。しかも相手は外国人ムスリムですからね。そんな中、日本人＆日本語ネイティブの私がいるとちょっとは安心できるらしく、私の通訳が時々フリーズすることがあっても、なんとかなってます。
そこでの仕事の時は（カフェの時もですが）、一応ムスリマっぽく見えそうな服装に、髪の毛は見えないようなヒジャブ風スタイルにしてます。エスニック雑貨屋の店員みたいにならないようには気をつけてはいますが、それでもそのスタイルで商談ってある意味すごい。まあ、いつも一緒にいるムスリム上司がふつうに外国人なので、隣に並んでたらあんまり違和感ないのかもしれませんが。
＊仕事の効率と礼拝の関係性。
ムスリムになる前も、なってからの数年間も、あまり真面目なムスリムに出会うことは少なかった私。豚肉を食べる人には出会ってないけど、1日5回の礼拝をしてなかったり、お酒を飲んでたりするムスリムを何人も見てきたし（それでも彼らにはムスリムとしての自覚がある！）、自分自身もゆるいムスリム生活を送ってきました。
でも、最近バイト先のオフィスで顔を合わせるムスリムたちは、毎日、毎回礼拝してるような、本格的なムスリムです。すぐ近くにモスクがあるので、礼拝の時間になるとささっと礼拝に行ってしまいます。せっかくそういう環境にいるので、私も時間になると同じように礼拝に行くようにしています。多い時だと1日に3回モスクで礼拝する日もできてきました。
その時取り組んでいる仕事の手を止められそうなタイミングで礼拝に行くのですが、数分間でも礼拝の時間を持つことで、気持ちや頭を切り替えたり、リセットすることができることを実感。同じことで何時間も頭を悩ませていたり、休憩時間を取らずにPCを見続けたりするよりは、仕事の効率が上がるのかも！？
＊多様性と寛容さ。
様々な国からやってきて日本で暮らすムスリムたちと日々仕事していると、本当にいろんなことを感じたり、考えさせられたりします。日本と海外での仕事の進め方や取り組み方、ムスリムとしてのライフスタイル、考え方などなど。
いろんな違いを感じる中で、どちらかの良さを取り入れたり、逆に疑問に感じることもあったりです。例えばどこか海外のイスラム諸国で、現地のムスリムたちと過ごすのとはまた違って、そもそも日本語だって少しは通じるし、日本らしい習慣などにも多少なりとも理解がある外国人ムスリムたちなので、私自身はあまりストレスは感じずに過ごせてます。
このネタは今後もいろいろ書いていくつもりなので、ムスリムやイスラムのこと、ハラルフードや中東文化などなどに興味がある方は、ぜひフォローして続きを読んでいただけたらうれしいです！
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