あるドイツ人の将来設計

noteはロゴデザインが変わって、トリノ検察に調査されてるクラブのデザインみたいになりましたね。


マドリディスタのみなさん。¡Feliz Año Nuevo!!

2023年は、もっと多くの方々に読んでいただけるような記事を目指しますので、よろしくお願い致します。

さて、今年最初はクロースの今後に焦点を当てていきたいと思う。

クロースの将来

サッカー選手の現役引退というものは、遅かれ早かれ確実にやって来るものだ。

怪我に泣かされ、夢半ばで選手としてのキャリアを諦める者。
監督やクラブに冷遇され、出場機会を得られないまま苦渋の選択を迫られる者。

常にタイトルレースに参戦しているクラブで、常時出場しているような、そんな順風満帆なキャリアを歩んでいる選手は、ほんの一握りしかいないのだ。

さて、そんな順調な航海を続けている選手の1人が我等がトニ・クロースである。

とはいえ、彼自身は2016年に2022年まで契約を延長した際、パフォーマンスをトップで維持した状態で、やめるのが正しいタイミングと語っており、その辺りは如何にもドイツ人らしい考え方だなと感じる。

ドイツの人々は休日はゆったり本を読みながら過ごしたり、バケーション先ですらのんびり過ごすような国民性と言われることがある。

日本人には、旅先なのだから全力で観光地巡り宿では全ての温泉に浸からないと気が済まず、挙げ句に会社の同僚達にお土産も買って散財するという社畜の鑑みたいな人もいるが、少なくともドイツの人々はそんな考え方は持たずに過ごしているのだろう。

自身のライフスタイルを大事にしているのだ。

故に、クロース自身が現行契約の2023年6月30日で選手としての幕を降ろしても不思議ではない。

黄金期を支えてくれた選手のキャリア終演が見えていることに、寂しさを感じ始めているのは自分としても確かだ。

とはいえ、選手個人の生き方は尊重したいと思っている。

おそらく、彼は考えを改めることは無いだろう。

寂しさは確実にやって来る。

しかし、2006年にジダンが現役を退いて以来のマドリーの選手として引退するというのであれば、花道を作って送り出したいのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?