CB適性試験

マドリディスタのみなさん、今年もよろしくお願いします。
新年初カキコです。

さて、そんなワタシは昨年末から年始にかけて食べすぎてハンバーガーになっていましたが足をケガすることなく減量に成功して標準体重にラブリールカたん🤍することが出来たのでnoteというピッチにボールを走らせてます。
昨日シャビ大先生が遊びに来たので庭の芝はちゃんと地下に格納しておきました。
なので状態は完璧なままに保たれてます。

シャキーラがライブしても大丈夫です。

さて、いい加減本題に入りたいと思います。

ところで、バ○サはユニを自社ブランドじゃなくてSHEINに頼んだらいいのにとか思ってるのは自分だけでしょうか?

と、冗談はいい加減して

カマヴィンガはそろそろGKもやらされるみたいな都市伝説がありましたが、さすがにありません。
カタールの情報筋から聞いたので間違いないです。

............................…。

えーと、何の話でしたっけ?

あーーー!はいはい!適性試験ですね!!
まず、コップに水を入れて葉っぱを────  。

そろそろ発炎筒投げつけられそうなので真面目に本題に移りますね。

かつて銀河系と呼ばれていた時代。
イエロとエルゲラがCBコンビを組んでいました。
エルゲラはピボーテからCBへコンバートされた選手だった為、守備に関して一抹の不安を抱えていた状態ではありました。
しかし、前にはマケレレがおり、困ったときは聖イケルと呼ばれていた時代のカシージャスという守護聖人の反射任せでなんとかしてたのが銀河系時代の守備なので、ほとんど誰も気にしてはいませんでした。

それが当たり前だと思ってたので

ところが02-03シーズンは「それ」でなんとか凌げて(?)いたディフェンスが03-04シーズン開幕前に崩壊します。

カピタンであったイエロとデル・ボスケ監督の更迭、そしてマケレレの退団。
一気にマドリーの守備力がゼロになったのです。

ところが当時、02-03シーズンのリーガを制覇しイケイケだったフロレンティーノはベッカムを獲得し、更なる攻撃力アップを目指します。

ベッカムを獲ったのなら、モリエンテス残した方が良かったのに

足りないディフェンス陣はパボネスで賄う。
困った時の下部組織頼み。
それがパボネスの実態でした。
パボンはそれなりに身長もあり、イエロとコンビを組んだ際は「当時のリーガのレベル」であれば「ある程度」対応出来ていた記憶があります。

まぁ、02-03シーズンにトップチームにCBで呼ばれたルベン・ゴンザレスというカシージャスと同い年がウッドゲイトばりにヤバかったのもありますが────  。
たしか、酷すぎて1試合しか呼ばれてないはず。

そんなパボンの相方に選ばれたのが、後にガチの犯罪者として名を馳せるラウール・ブラボ。
彼は02-03シーズンにロベルト・カルロスの代わりに左SBとして出場したデビュー戦でゴールを決め、悪魔の左足の後継者だと、ほんの一瞬持て囃されたのが懐かしいです。
そんな彼をCBに器用したのが、ベッカムの抱き合わせでマドリーにやって来て監督の座に着いたサー・アレックスの右腕カルロス・ケイロス。

後にイラン代表を率いて、日本代表とよく対戦してましたね。
なんならアーセン・ベンゲルの後任として96-97シーズンに名古屋グランパスの監督もしてます。

こないなCBコンビ、リーガ・エスパニョーラで通用するはず無いねん。

現代だったらフベニールAでも通用するか怪しいレベルのディフェンスラインだったのが恐ろしいですね。

ところが!なんと!その程度のレベルでも!
当時のマドリーは途中まで成績良かったんですよね。
たぶん、七不思議の1つに加えられてもおかしくない話。

ラプータが初めてバルサの会長となり、ベッカム獲りますよーって公約に掲げて当選するも、獲ったのはロナウド・デ・アシス・モレイラ。
それでも冬にダーヴィッツが加入するまでマドリー以上に守備自体ボロボロ。

アトレティコはボス猿がまだ現役CBで、GKはかつて長年の相棒だったブルゴスでしたが、マドリーにとってはお得意様の時代。

マドリーにとって厄介な相手はバレンシアやデポルティーボの時代でした。

今となっては考えられない勢力図ですが、20年前はそれが現実だったのです。

結局、コパ決勝でサラゴサに敗れ、CLでもモナコに敗北したマドリーはリーガでも最後の5試合を全て敗戦。
バレンシアへ03-04シーズンのリーグタイトルを譲ります。

04-05シーズンはサムエルとウッドゲイトを獲得し、下部組織からはメヒアがよく召集されるも全員目立った結果を残せずにチームも無冠。

05-06シーズンから在籍したセルヒオ・ラモスも加入当初は右SBでしたし、07-08シーズンからカンナバーロとペペがCBでコンビを組んでもそこまで安定しているとは正直なところ言い難い時代が続きました。

守備が本当の意味で安定したのはやはりペペとセルヒオ・ラモスがコンビを組み、かつモウリーニョ期を経て迎えた第一次アンチェロッティ政権時代かなと。

とか書いてますけど、記憶が良かった時のものしか残っていないので、実際安定してたか正直疑問は残ります(笑)

とはいえ、パボンとラウール・ブラボのコンビに比べたら砂粒と月くらい違うわけで。

そんなディフェンスラインを見続けてきた人間からすればカルバハルとナチョのCBコンビは安定してる以外のなにものでもないんですよね。

ま、自分もそんな話をされるまで「カルバハルけっこうCBやれてるから良かったー!」くらいにしか思ってませんでしたが(笑)

結論、緊急事態とはいえ、CBでチュアメニやカルバハルを起用するのは「ある意味」で贅沢な使い方だということを現代のマドリディスタは認識しててほしいなと感じます。

パボンとラウール・ブラボのコンビと比べたらマドリーのディフェンス意識はとてつもなく成長しました。

フロレンティーノがディフェンスにも比重を置くようになって、本当に良い時代を観ているんだなと感じるのです。

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