2021/04/09

以前に読書感想文が苦手だと書いたことがあると思いますが(あったよね?)それでも折角読んだ村上春樹のエッセイ、村上ラヂオを読了したので読書感想文ではなく村上春樹に関する感想やら思い出やらを書こうと思います。
ちなみに村上ラヂオは3巻まであるのですが1巻を中盤まで読んだ時点で残りの巻を買いに行く程面白かったです。

初めて読んだ村上春樹はデビュー作の風の歌を聴けでした。内容も感想も覚えてないのですが少し泣いたのだけは覚えています。それ以降はノルウェイの森を読んでみましたが冒頭で文章が合わないと感じ積みました。本を読みきれるか読みきれないかって割と冒頭でわかりますよね。2つの作品とも家にあったものを読んだだけなので自分の財布からお金を出して購入した村上春樹は今回が初めてとなります。村上春樹って癖の強い比喩表現が多くてなんだかキナ臭い文章のイメージがあったので今回のエッセイはその限りではなかったので読みやすかったです。この人、中高生から本の虫で知識や文章の引出しが多いんですね。それでいて30歳前後で試しに書いた小説がなんかの賞にノミネートされてしまってそっからはフランスだかパリだかに住んだりでオシャレ生活、全く憧れます。
自分の村上春樹に持つイメージって大分偏っているのですが大体の原因がこの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」という作品のレビューです。かなり読み応えのあるレビューなので一度読んでみてください。

今度は村上春樹が訳したライ麦畑でつかまえてを読んでみたいと思います。

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