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SLEと私。 番外編 ー薬の副作用や感染症についてー

この前は、SLE発症前の症状について書きました。
まだ途中ですが、現在帯状疱疹真っ最中ということで、SLEで服用する薬の副作用や感染症のお話をちょこっとしたいと思います。

現在進行中というか、本日再度皮膚科受診し、水泡も枯れてきているので抗ヘルペスウイルス薬は飲まなくてもいいとのお達し。
いえええええええええあ、嬉しいいいいいいいい!
というか、かなり軽めに済んでホッとしてる。

実を言うと、これが3回目の帯状疱疹。
え、普通1回じゃないの?と思うかもしれないけど、服用しているステロイドは免疫力を下げてしまうし、現在は免疫抑制剤自体を2剤追加、生物学的製剤(ベンリスタ)を週一自己注射しています。
SLEに関連する異常な量の抗体を抑えてくれている反面、体を守る免疫力自体も下げてしまう。AIDSの免疫不全とまではいかないだろうけど、それでも感染予防のダイフェンを服用していないと間違いなく何にでも感染しまくります。
それでも、まだcovid罹ってないことが不思議なくらい。
また、コロナ関連については別記事で書きたいと思います。

最初の帯状疱疹が22年前。
2度目が20年前。
22年前ってお前幾つだよって感じですが、一応まだ40代半ばです。

この2回がとても酷かった。
まず水泡だけど、初めて見た時は本当に恐ろしかった。
蝶が産みつけた卵みたいに膨らみがビッシリ(書いているだけで気持ち悪い)で、母と妹に見せても
「うわ。きもっ」
で終わり。ひどい…笑

分からないからしばらく放置するわけです。
そのうち、痛みも尋常じゃなくなるし、水泡の広がり方も勢いを増すしで仕方なく主治医のところへ。

「ああ、これは帯状疱疹ばい。」
初めて、その時、病名を知った。

なんでも、人は一度きり水疱瘡に罹り、治っても脊髄にそのウイルスが潜み続け、免疫力が落ちた時(高齢時など)にふいに現れるのが帯状疱疹ということでした。
しかし、全身性エリテマトーデス罹患者に至っては、帯状疱疹が一度きりでなく、何度でも罹る可能性があるということも教えて頂きました。

そして、ヘルペスウイルスであるエプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)が、SLEの抗体に悪影響を及ぼしてい事も近年の研究で解明しています。
この事についても、今後別記事に。

とりあえずまあ、2回ともかなり進行していたので、ひとまず5日間の入院+抗ヘルペスウイルス薬の点滴。
水疱は膿んで汁ブシャァ状態なので毎日ガーゼを看護師に付け替えてもらってなんとか退院。

もう、このイメージしかなかった訳です。帯状疱疹て。
今回も入院しなきゃいけないのかな?と思ったら、
「薬でいいよ。え、てか入院とかあるの!?」
って逆に質問されてしまった…笑。

すごいなー、進行してなかったのもあるけど、ウイルス薬もだいぶ良くなったんだろうな。

とまあ。
帯状疱疹は、薬による免疫力低下によるものですが、他にもRSウイルスやアデノウイルスなど、子どもからうつりそうなものは大概罹りました。
ひょっとしたら、田舎でノーマスクの実家の中にいる方がいろんな菌やウイルスもらうのかもしれないです。
コロナも、大概こちらでは慎重に慎重を重ね行動しているのでなんとかなっているのでは…という憶測でしかないですが、今のところまだなのは奇跡です…

今回は、感染について書きました。
薬の副作用で他にも謎な入院あったりしましたが、これもまた別の機会にご紹介します。

とりあえず、免疫力これ以上下げないように眠ります。

END

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