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Live2Dで彫りの深いモデリングをする

はじめに

こんにちわ。Live2Dでモデリングしていますhalです。可動域の大きい壮年男性をモデリングしたので、その際に学んだことをまとめておこうと思います。
まず、完成した壮年男性モデルはこちらになります。

ポイント1 目隠しを作る

男性の顔をモデリングする際にまず必要なのは、目隠しパーツです。目と眉の間が狭いため、表情によっては目のパーツが眉毛から飛び出してしまうことがあります。それを防ぐために目隠しパーツを眉上に入れておく必要があります。

眉の上下と目隠しパーツ

また、このパーツや眉毛パーツは顔を左右に振った際に輪郭からはみ出ないよう、顔のスキンパーツにクリッピングしておくとよいかと思います。

ポイント2 輪郭の凹凸に合わせたワープデフォーマー

デフォーマーはCtrlボタンを押しながら移動すると形状を変えることができます。輪郭の凹凸に合わせ、目、眉、頬骨の頂点を意識してデフォーマーを移動させておくと、凹凸のある変形が作りやすくなります。

顔の凹凸にあわせワープデフォーマーの頂点を移動させておく

デフォーマーだけでなく、一時変形ツールなどもCtrlでワープの形状が変形でき、とても便利です。

ポイント3 もみあげ、生え際を隠す

顔をある程度以上左右に動かすと、もみあげや生え際が回り込み、隠れます。おでこや頬の輪郭に沿って隠れるので、スキンパーツを複製し、もみあげや生え際を反転クリッピングさせます。

複製したスキンパーツ部分を着色しています

複製したスキンパーツは、もみあげや生え際を表示させたいXパラメーターで幅を縮める変形を行っています。

鼻などの形状については私の過去記事、live2Dモデルで真横を向きたい、をご参照ください。

今回は以上です。もし何か疑問点などがあればtwitterに連絡いただければわかる範囲で答えます。よろしくお願いします。

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