「いま、ある」を数えるだけでハッピーな感じになる
こんにちは。
朝晩涼しくなってきましたね。
今日は「いま、ある」を数えるだけでハッピーな感じになるというお話です。
あなたはいま、どうやってこの記事をお読み頂いていますか?
スマホ?タブレット?パソコン?
あなたはいま、どんな格好でこの記事をお読み頂いていますか?
椅子に座って?地面に立って?壁にもたれかかりながら?床に寝そべって?
色々な組み合わせはあれども、あなたにはいま、最低でも2つは「ある」ということになりますね。
なんなら、Wi-Fiなり4Gなり5Gなりの電波的なものも「ある」し、なんなら充電も「ある」。
* * *
我々はどうしても、過去や未来に執着しがちなものです。
そして、「今」を見失ってしまいます。
「今」を見失うことは、立っている地面が突然なくなってしまうようなもので、そうすると急激な不安に襲われたりします。
「不安」は、今ではなく、過去と未来からやってきます。
イライラもきっと同じことで、
過去や一瞬先の未来に執着するからこそ、今にイライラを感じてしまう。
例えば、散らかった机の上。
「机の上が片付いている未来」に執着しすぎると、現状にイライラします。
だからと言って、散らかったままにするのもなので、そんな時こそ机の上に「いま、ある」ものを数えてみます。
すると、「自分はこんなにもたくさんのものを持っているんだ。」と、なんとも豊かな気持ちになったりします。
* * *
ポイントは、「感情を入れず、ただ『ある』と呟く」ことです。
無理に感謝を感じようとしたり、豊かさを味わおうとしたり、判断しようとすると、逆にそれが執着に変わってしまいます。
いま目の前にあるものの名前を呟くだけでOK。
「パソコン、観葉植物、コーヒー、エアコン、机、椅子、外の景色、なんなら空気・・・」
「俺、いま、めっちゃ持ってる〜〜〜!」
これで良いのです。
すると、感謝と豊かさは、あとから勝手についてきます。
* * *
瞑想法の一つに「ただただ見つめる」というものがあります。
いまあるものに「ある」を感じて、「今」を意識すると、シェイクした泥水のような心が、泥(執着やエゴ)と透明な水(本来の自分)とに分離して、自分に気がつくことができるのだとか。
いきなり瞑想とまでは行かずとも、「いま、ある」を数えるワークはおすすめです。
さらにおすすめなのは、このワークを「一見、何もない場所」でやってみること。
例えば、公園、車の中、自然の中、物が少ない部屋、余裕があれば旅先、など。
一見物がなさそうな場所で、このワークを試してみると、ひときわ「いま、ある」に気がつくことができます。
* * *
そんな僕も、旅先のインドで、このことに気がつきました。
慣れ親しんだ母国を遠く離れた一人旅。明け方のガンジス川。手ぶらで座っていた船の上。
数えきれない物がそこにはありました。
本日も、文末までお付き合いいただきましてありがとうございました。
それでは、また。
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