アフターコロナの旅コラム 8 〜「与える」から始める豊かさの流れ〜
こんばんは。
短い旅から帰ってきました。
帰国者の監視期間も終え、本当の意味での帰国と言った感じです。
さて、僕は今回の旅で、水筒を無くしました。
日本にいるときにも毎日のように愛用していたお気に入りでした。
おそらく空港に忘れてきてしまったんですね。
プノンペン空港では、前回の旅で仲良くなったドライバーのトムさんに再会しました。二人のお子さんを可愛がるお父さん。
空港までの送り迎えをお願いしました。
空き日には、遊びにも誘ってくれました。
そんなトムさんとの別れ際。
トゥクトゥクのお礼とは別に、30ドルを渡しました。
「お子さんとご飯でも食べにいってね。」と。
あとは飛行機に乗って帰るだけ。
今回用意していた米ドルの、残りすべてでした。
カンボジアのローカル市場では3ドルもあればお腹いっぱいになるので、トムさんは大喜びしてくれました。
僕もトムさんも嬉しくなって、「また11月に!」なんて握手を交わしながら別れました。
驚いたのは日本に帰ってからのことです。
無くした水筒がお気に入りだったので、同じものをネットで購入しようとしていた、ちょうどそのときでした。
スマホの通知音。
トムさんからのメッセージでした。
「トゥクトゥクにこれ、忘れてたよ。今度持っていくね。」
無くした水筒でした。
僕は慌てて、注文しかけていたパソコンの画面を閉じました。
勘の良い方はお気づきかもしれません。
この水筒のお値段、およそ30ドル。
「幸せな気持ちでお金を使えば、必ず帰ってくる」
実は、これまでにもたくさん同じような経験をしています。
僕たちは、案外、すでに豊かさの流れの中にいるものです。
そのことに気がついて、自分発信で豊かさの流れを起こす。
すると、巡り巡って豊かさが還ってきます。
「お金は使えば無くなる。」と思われがちですが、
きっとそうではありません。
お金や豊かさは、ずっと消えないどころか、喜びともに流せば大きな流れとなって循環します。
なんてことを実感中の僕ですが、続きはまた次回。
文末までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
それでは!
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