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street wise

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毎週水曜日更新。ときどき水曜以外にも更新。どうしたら毎回こんなにくだらないことが書けるのだろうか、と書いている本人も呆れています。本当に申し訳ないです。
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記事一覧

営業的なもの:消える社長室の壁

この世にはびこる営業的なもの。 それは時に滑稽であり、時に信仰の対象にもなりえます。 営…

鶯谷駅にて

昭和61年の4月から鶯谷にあるコピー学校に通っていた。講師はなかなか豪華で元電通の山川浩二…

スーツを脱いだら自由になれるのか

スーツを着てネクタイを締める。革靴を履いて客先を回る。そういうのが何となく嫌で、コピーラ…

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ピンボケ日記2024夏

いい写真を撮る人は、息を吸うようにシャッターを切る。 とてもじゃないがあんなふうにはなれ…

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2024年の葉月を振り返る

今年の8月はカレンダーの感じからいくと9連休を取れた人が多かったのではないでしょうか。 …

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ポンコツMac Book Pro

相棒のフォトグラファーが10日間ほど海外(しかもモンゴル)へ出かけるとのことで、久しぶりに…

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ファンマーケティング(の、うんと手前の横道に逸れたところ)を考える

いきなりで恐縮だが、わたしはいま仕事で「推し」とは何か、知見を深めるべく研究をおこなっている。 ゆくゆくはファンマーケティング、ファンビジネスの領域へと発展することになるのだが、まずはその原点である「人はなぜ推しが必要なのか」もっといえば「誰の心の中にもおたくなるものは存在するのか」というイシューと向き合っているのだ。決して異臭ではない。 その研究の中である法則を発見した。 いや、発見したというよりまえから知っていたがあえて目を逸らしていた事実といったほうが正しいかも知

オリンピックの思い出

オリンピックも後半戦ですね。個人的には男子・女子バレーボールと男子バスケットボールのメダ…

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2024年の文月を振り返る

7月は和風月名で文月。曲がりなりにも文章を書いて碌を食んでいる身としては背筋が伸びるよう…

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あなたはそれでも本屋さんでカバーをつけてもらいますか?

以前、書店で無料でつけてもらえるブックカバー(通称:書店カバー)についてnoteを書いたら結…

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ニューベリー・ブルース

ガンマGTPの値だけ見れば業界トップ営業マンクラス、とビール会社の東日本統括本部長に太鼓判…

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東京どうでもいいガイド2024

そういえばこの春、新規上京者に向けた系の記事を書いてなかった。 意外なほどたくさんの方に…

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2024年の水無月を振り返る

かつて野比のび太はいいました。 「一年を通じてもっともふゆかいな六月!六月には国民の祝日…

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老人願望。

30歳の頃から、いずれ自分はホームレスになるだろう、という強迫観念に駆られている。理由はわからない。当時、勤めていた西新宿の超高層オフィスを下から眺めたとき不意にその想像が訪れ、以来ずっと頭の隅に棲み続けている。 ちょうどその頃、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』という本を手にした。読みながら、自分はホームレスになる、という思考が現実のものとなってしまわないか本気で心配した。 いまでもちょっと心配である。 ある日、ずいぶん前に書いたnoteに、知らない方が「スキ」し