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サステナビリティ・アンバサダーレポート Vol.07 2022年度 キックオフ編|社内報 HAKUTEN COLOR

 2022年5月23日に、2年目となるサステナビリティ・アンバサダーのキックオフを開催。1期、2期のサステナビリティ・アンバサダーとサステナビリティ推進部のメンバー 合計23名が参加しました!
 今回のレポートは、アンバサダーの中から、1期生の池端さん(制作部)、2期生となる新規メンバーの大友さん(Unit2 プロダクトマネジメント部)、堀田さん(コンテンツデザイン局)に、キックオフの感想やこれからへの期待について語ってもらいました。

写真左から:池端(いけはた)、大友(おおとも)、堀田(ほった)

池端:大学では映画制作やイベント企画などを行う。新卒で博展に入社し、今年で5年目の制作。主に基礎や主催案件を担当する。趣味は、旅行(テーマパーク・遊園地めぐり)・ドラマ・マンガ・映画(最近はダントツで『トップガン マーヴェリック』が良かったです‼)

大友:新卒で大手舞台製作会社のデザイナーとして、コンサートやライブのセットデザインと設計を担当。3年後にオーストラリアへ渡航し、各地での様々なフェスの美術や運営に携わる。帰国後はイベント制作会社を転々とし、直近まで大規模な野外音楽フェスティバルの企画制作・運営に従事。今年2月より博展に入社し、制作ディレクターとして一人立ちすべく日々奮闘中。趣味は、 旅 ・ 大衆酒場のはしご酒・ライブ・フェス。

堀田:大学では、課外活動でSDGsアクションプラン「ペットボトル削減施策」にチームで取り組む。新卒で博展に入社し、デジタルチームでwebディレクターとしてもがきながら奮闘中の2年目。趣味は、旅行・自然散策・フラ・温泉サウナ。(大学時代4年間所属していたフラサークルの先生のレッスンに最近また通い始めました!)

1.アンバサダーに選ばれたきっかけとは?

大友)Unit2のプロダクトマネジメント(PM)部に所属しているのですが、入社したのが今年の2月なので、サステナビリティ・アンバサダーの活動自体あまり知らなくて…。他の部署のメンバーのことを知れるいい機会にもなるのではとPMの職種の中から、推薦してもらいました。

堀田)私は実は、博展のことを”サステナブル・ブランド国際会議を主催している会社”ということがきっかけで入社をしたんです。
 
なので、人事やマネジャーの方などから「サステナビリティに関して興味がある」という認識を持ってもらっていました。
 それで昨年は、中部/西日本ユニットから中部営業所の高田さんがアンバサダーとして参加していて、西日本事業所からのメンバーはいなかったので、高田さんのサポート役として活動に少し関わっていました。
 そして、今期からは正式メンバーとして立候補して参加することになりました!

ーー昨年は堀田さんには、定例会にちょくちょく参加してもらったりしていましたね!ところで、池端さんは前年に引き続き2年目となりますが、継続を希望した理由について教えてもらえますか。

池端)昨年は世界の動きやサステナビリティに関する知識が学べて、とてもいい1年になったと思っています。2年目の継続に関しては、普段の制作の仕事において、材料に余りが出てしまうのがもったいないと思っていて…。それを有効活用したり、より少ない材料で作れないか模索していることもあって、継続していこうと思いました。

2.キックオフを終えて、率直な感想について

堀田)部署や職種、年代が違う社内のメンバーと普段話さないような内容について、真剣に話すのはとてもワクワクしました。会社について、よりよくしていきたいというポジティブな気持ちが得られました。

大友)このアンバサダーの活動を通して、SDGsへの漠然としていた観点に対して、具体的に会社の活動に落とし込んでいくことを考えられるいい機会になるのではと思いました。
あと私も、ワークショップがとても印象的でした。博展ってこういう会社なんだと雰囲気を感じられて、前向きな気持ちになりました。

池端)率直な感想は、2年目になって今回は本当に様々な人が参加していると感じましたね。若手メンバーだけじゃなくて、色々な世代のメンバーも加わったのはよかったです。ワークショップで、みんながこういうことを課題に思っているのだという気づきも新鮮でした。

▼キックオフのアジェンダ

「博展のDE&Iに関する違和感を見つめる」というワークショップも行った

3.特に印象に残っているプログラムやキーワードは?

大友)私は「博展のDE&Iに関する違和感を見つめる」というワークショップが印象的でした。みんなから色々な意見が出てくるのが新鮮でした。
 逆にみんな普段から思っていることがあるけれど、こういう機会でないと中々職場では話すこともないのかなとも思ったりしました。

※D&Iとは「多様性を重視し、お互いを認め合い、一人一人の良いところを活かしていく」という考えです。 そこに「Equity(公平性)」という概念が加わり、「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」と表現されるようになってきたのは、欧米諸国で差別をなくし平等にするだけでは解決することが難しい現状が認識されてきたことが大きな背景です。
生まれ持った個々の障壁、環境によるマインドセットなど、既に差のある状況では、条件を平等にしたとしても、結果として不平等が解決されることにはならないのです。

出典)CSRコミュニケート
3チームに分かれてワークショップを実施した

堀田)そうですね。環境や制度、上層部に男性が多いことなど、普段若手からはちょっと聞きづらいと思うこともあって…。あの場だからこそ、話しやすかったという雰囲気がありましたね。こういう問題や会社について、考えるきっかけになってよかったです。

キックオフの際のグランドルール

池端)ワークショップで出た”女性の働き方”についての話が印象に残りましたね。
 自分からは「制作部では、男性の方が深夜現場に入ることが多い」という違和感をあげたのですが、女性が配慮されている印象もある中、それが本人にとって本当によいことなのかと感じたりしました。制作部でも女性メンバーが増えているので、考えていかないといけないと思います。

4.これから取り組みたいこと、興味のあるサステナビリティ課題は?

今年度の3つの分科会

大友)私は分科会の希望を出す際に、「DE&I推進」チームを選びました。
 その理由は、新卒から会社は変わりながらも、イベント関連の仕事をしてきたのですが、業界的にまだまだハードな労働環境ゆえに、長続きが難しいという印象がずっとありました。
 この活動を通して、業界で働く人たちの労働環境がどうすれば働きやすくなるのか、探れるきっかけになればいいなと思っています。この業界がもっとよくなるように変えていきたいと思っています。

ーーそうですね。労働環境に関しては、性別の関係なく、この業界の課題ですよね。

堀田)私は「ファシリティ調査」チームになったのですが、大阪にいるからこその独自性を活かしたいと思っています。
 昨年、高田さんと一緒に大阪の会場の方にサステナビリティの活動に対するヒアリングをした際に、大阪では東京に比べて、まだまだ活動が進んでいないという話を聞きました。そして、2025年に万博もあるので「大阪から盛り上げていきたい」とお話をされていて、私も一緒に大阪を盛り上げていけるようにがんばりたいなと思いました!
 普段はWeb制作をしていてイベントにあまり関わっていないので、不安な部分もありますが…。

ーーファシリティチームは私が担当なので、そのへんはぜひ一緒にやっていきましょう!SDGs万博と言われているので、そこに向けて大阪を盛り上げていきたいですね。

池端)自分は、先ほど話したように、制作中の”もったいないこと”をどうにかしたい思いが強いです。再利用の仕組みづくりなどを推進したいですね。
あと、博展として業界のサステナビリティを推進していくには、やはり分かりやすい商材があるといいなと考えています。去年実現できたらよかったのですが、中々進められなかったので、今期はそこをがんばりたいです!

 「サステナブル・マテリアル」チームも、今期は3人から7人にメンバーが増えたので、さらに活動を加速させられると思っています。昨年は営業の人がいなかったので、コストに対する視点も加わったりして、実装に向けてこれからが楽しみです。

ーーいいですね。今期はサービスへの実装をサステナビリティ推進部としても、大きな目標にしています。

池端)あと、博展の制作スタジオ内に、「T-CELL」というサステナビリティに関するショーケースができたことも大きいと思っています。
 お客様を招いた”T-CELLツアー”が、今年の4月からスタートしたのですが、お客様とサステナビリティに関するコミュニケーションがとれて、次の商談にもすぐに繋がっているのを見て、びっくりしました。

ーーサステナビリティ・アンバサダー活動と連携して、T-CELLのコンテンツ内容も増やしていきたいですね。

キックオフ当日もT-CELLツアーが行われた

5.さいごに

ーー最後に、これからの意気込みや周りのメンバーへのメッセージをお願いします!

大友)PMメンバーでは、アンバサダーは自分だけなので、ここでの活動を積極的に伝えていきたいです!あとは逆にPMメンバーはどういう観点を持っているかも吸収して、他のアンバサダーのみんなに伝えたいですね。

堀田)身近なところから、周りの人に気づきを与えられるような人になりたいと思っていて、オフィスのごみ分別問題やエアコンの設定温度など、みんなが意識できるように大阪でも取り組んでいきたいです。対顧客だけではなく、まずは自社内のところから意識を変えていけるようにしたいです!

池端)この1年やってみて、全社的にサステナビリティに対して、関心が高まっていると感じています。例えば、築地オフィスでは分別を促進するためにごみ箱をリニューアルしましたが、制作スタジオの方にも導入して欲しいと言われることもあります。
 これからもサステナビリティ・アンバサダーの応援をよろしくお願いします!

ーーありがとうございました。

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