オシゴト―ク Vol.10 バックオフィス(経理・内部監査・人事)の仕事をご紹介します!|社内報 HAKUTEN COLOR
オシゴト―ク第10回はバックオフィス編として経理・内部監査・人事です!
博展のバックオフィスは大きく、財務経理、人事、総務法務、内部監査、情報システムといった部署に分かれておりますが、実際にどのような業務やそこでどのような方が働いているか気になりませんか?
今回は、そんな謎めいた組織、博展の「バックオフィス」の魅力について、鈴木さん(経理)、東久保さん(内部監査)、鎌田さん(人事)の三名にお話をお聞きしました!(取材・ライティング:冨松)
1.財務経理、内部監査、人事のオシゴトと3人それぞれの仕事選択の経緯に迫ります!
ーーはじめに財務経理部の鈴木さんにお話をお伺いします。財務経理部の組織体制、業務内容について教えてください。
鈴木:財務経理部は、現在社員、派遣メンバーを併せ、7名体制で業務を行っています。
財務経理部の主な仕事は、会社のお金に関わる全般を管理して、その数字を社内外で活用していくことですね。
具体的にお話をすると、下記が財務経理部の業務内容となります。
ーー数字については、苦手意識を持つ方も多いように感じます。鈴木さんはどのような経緯で、経理になったのでしょうか。目指したきっかけを教えてください。
鈴木:商業高校に入学して、初めて簿記の勉強をした際に「難しいと感じなかったこと」がきっかけだと思います。
その感覚で勉強を続け、高校時代に簿記2級に合格できたこともあり、大学でも簿記の知識を活かして会計の勉強をしようかな、と考えていました。
ーーでは、キャリアのスタートは経理から?
鈴木:いえ、実はそうではないんです。大学卒業が近づく頃、別のことにチャレンジしてみたいと思い、初めの職種はシステムエンジニア(SE)でした。
一方でSEとして2年間働いていく中で、自分にはこの仕事は合わないな、と感じていました。
そのような中で、もっと知ってみたいと思い立ち、その当時未経験で経理を募集している上場会社を見つけて応募したところ、入社することができました。
ーー未経験での経理、入社後に簿記の知識は活きましたか?
鈴木:入社後に経験を積む中で、今まで勉強してきた簿記の知識が実務とリンクして、簿記・会計に対する理解の幅がさらに広がって、より一層経理という仕事に面白さを感じました。
そういった面では簿記の知識は十分活きていると思います。
ーー続いて、東久保さんにお話を伺います!まずは、内部監査の役割や構成、業務内容を教えてください。
東久保:内部監査は、1名体制で主に①監査と②課題解決の二軸の活動を行っています。
上記のような業務を通じて、社員が知らず知らずのうちに法律や社内規則から外れていないかを客観的に確認しています。
私は、内部監査の一番の目的は「社員が安心して働ける環境を整える」ことにあると考えているので、いつもその目的を意識しながら業務に取り組んでいます。
ーーありがとうございます。「社員が安心して働ける環境を整える」という言葉は、自分自身も総務法務として常に意識していたいことですね。東久保さんは、どのような経緯で内部監査になったのでしょうか。
東久保:自分も鈴木さんと同じで、最初から内部監査を目指していたというわけではなく、前職は上場している製造業の会社に新卒として入社し営業として働いていました。
ーー最初は営業だったのですね。どういった経緯で内部監査に?
東久保:きっかけとしては、営業時代に製造品の品質クレーム対応(実際には検品スタッフのマネジメント)を任されたことですね。
そのミッションを上手にできたことが品質管理部長から評価されたことと、2008年の金商法改正が影響して社内のリスク管理意識が高まった背景もあり、内部監査室の設立メンバーに抜擢されて内部監査のキャリアがスタートしました。
ただ最初の2年間は営業部から内部監査へのレンタル移籍という話でした。ですが、その2年間で内部監査の仕事に深く触れたり、簿記の勉強によって経理知識も付いてきたりして、そういう様々な専門的な知識が日々の業務とつながってきたことで内部監査の仕事に面白さを感じていくようになりました。
結果として2年後、内部監査をやっていくことを決意し、それ以降15年以上働いている、というのが現在です。
ーーなるほど!営業部から内部監査という経歴もかなり珍しいように思いますが、東久保さんの「現場に寄り添う内部監査」のスタンスは、その経歴があってこそ、ということですね。
ーー鎌田さんにもお話を伺います。人事の役割や構成、業務内容を教えてください。
鎌田:博展という「組織」、そこで働く「人」に関する業務を人事本部20名体制で行っています。具体的な業務としては下記のとおりです。
ーー人事は、採用や勤怠、給与だけでなく、会社の「人」に特化したプロフェッショナルなイメージがありますね。鎌田さんはどのような経緯で、人事になられたのでしょうか。目指されたきっかけなども教えてください。
鎌田:そうですね。自分も鈴木さん、東久保さんと同じで最初から人事として働いていたわけではなく、新卒では人材サービスの会社に営業で入社しました。
ーー鎌田さんも始めは営業からだったのですね。
そこからどのような経緯で人事のキャリアが始まったのでしょうか。
鎌田:当時勤めていた会社は、ジャスダック→東証二部→東証一部へと急成長フェーズの組織だったのですが、2008年のリーマンショックで業績が厳しくなった時期があり、「本社人事へ異動しないか」と声がかかり、関西から東京に来ました。
現場で顧客ニーズを解決して直接業績を上げることももちろん好きでしたが、「組織の可能性」「人の可能性」にずっと興味があって(人材サービスの会社に入社した理由もそこだったりします)、人事という側面から組織業績を上げることができる、自分が現場で感じていた組織の違和感みたいなものに直接アプローチができる、と本社人事への異動の声はいい機会だと思いましたね。
ーー3人ともそれぞれ別部門から経理、内部監査、人事になっている、という点は、記事を読んでいてバックオフィスで働いてみたい、という方にもとても参考になると思いました。
2.他社にない博展のバックオフィスの魅力とは?
ーー続いて、3人ともキャリア入社ということもあるので他社にない博展のバックオフィスの魅力について聞いてみたいと思います。
まずは、鈴木さんお願いいたします。
鈴木:そうですね。日々働いていて感じるのは、特に博展は、「現場と一体化」することが多いな、と感じますね。
具体的には、バックオフィスと現場メンバーが一緒に案件を作り上げていこう、という意識が凄く強いように感じます。
これは、博展のバックオフィスで働いている人は特に同じように感じる方が多いんじゃないかな、と思いますね。
ーーたしかに、それは凄く感じますね。そのような「現場と一体化」メリットとは実際どのようなものがありますか?
鈴木:「現場と一体化」していることのメリットは、営業や制作などの現場から案件が進む前に事前に相談が来る雰囲気ができている点ですかね。
そのような雰囲気があると、どのような案件でも事前の調整と検討ができるので、バックオフィスとしても仕事がしやすい環境にあるなと思いますし、魅力だと感じました。
ーーバックオフィスと現場の距離が近い、「垣根」がないことは自分も、他社から入社してきて凄く感じる点の一つです。
ーー続いて、東久保さんはいかがですか?
東久保:経営者と距離が近い点も博展の魅力だと感じます。
他社では、やはり経営者と一定の壁・距離があることが多いと感じますが、博展ではそういった「壁」を感じず、そのおかげもあって役員とざっくばらんな話ができて、その分情報も得やすく、かつ相互に相談しやすい環境にある点が魅力だと感じます。
ーー博展は、役員が気さくに話しかけてくださいますし、本当に話しやすい方が多いですよね。
東久保:そうですね。その点でいうと、博展の役員、社員共通して「ポジティブ」なので、内部監査として社内の方と関わる際も、皆さん怖がらず、私からの意見も素直に受け取ってくださるので内部監査の仕事がしやすいと感じます。
そのような面は、博展のバックオフィスの魅力の一つかと思います。
ーーありがとうございます。メンバー間だけでなく、役員との間でも良い意味で「垣根」がない、のは本当に博展の魅力だなと感じます。
最後に、鎌田さんお願いいたします。
鎌田:人事としては、経営との距離が近く、事業部門とコミュニケーションがとりやすい組織規模であること。本質さえブレていなければ、時代にあったHRtechの導入/リプレイスにスピード感をもって踏み切れる柔軟性ある風土であること。そして、なにより働いてる人が真摯であり、チームワークを大切にするvalueを体現していることです。
複雑で不確実な時代だからこそ、本質を追求し続け、自分たちが考える最適解を提案し、実行できることは、博展バックオフィスとして大きな魅力だと感じます。
ーー博展のバックオフィスの魅力は、会社全体で「垣根」がないことと、「垣根」がないからこそ積極的に意見を言い合えて、変化を恐れない社内全体の風土がある点ということですね。
3.最後に。いつでもご相談ください!!
ーーありがとうございました。最後に皆さんからこの記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いいたします。
鈴木:基本的にはいつも出勤していますので、経理に関する相談があれば、いつでもお声掛けください!
東久保:内部監査室は「とっつきにくい」イメージがあるかも知れませんが、そんなイメージはぶっ壊しましょう!
いつでもみなさんのご相談を受け付けております。
業務に関する事、人間関係の悩み、プライベートな事などなんでも構いません。
少し離れた視点から新たな気づきがあるかも知れませんので、何かお悩み事があったら、ぜひご連絡ください!
鎌田:私もほとんど出社しているので人事のことでご相談があればいつでもお声がけください!
お三方、ありがとうございました!