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詩『ココア』

1人読みの詩です。

ココア

刺すような寒さの中、君に出会った。
君は憂いに満ちた目で景色を見ながら喫茶店でココアを飲んでいた。
何がきっかけだったのか思い出せない。
2人は惹かれ合い、時を重ねていく。
支え、支えられ…絆は深くなる。
笑い、喜び、泣き、怒り…様々な感情と様々な言葉が強くする。
やがて2人の愛は結晶となる。
大切なものを守るために…
何度目の冬だろう…君は僕の家で希望に満ちた目で、またココアを飲んでいる。

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