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カッコーの巣の上で | One Flew Over the Cuckoo's Nest

だいぶ昔に観た映画の内容は忘れていることが多い私。

「確かに観たんだけど、内容もオチもちっとも覚えてない…」
って映画がよくあるのです。

なので、同じ映画を観てもまたフレッシュな気持ちで楽しむことができるというおめでたい記憶メモリだと思っています。

「カッコーの巣の上で」も紛れもなくそんな映画のひとつ。
本作は、アメリカの作家ケン・キージーが書いた同名の小説が元。小説は1962年に発表されてからベストセラーになり、映画は1975年に公開。

ジャック・ニコルソン演じるマクマーフィーが、刑務所入りから逃れるため精神疾患を装いまんまと精神病院にうつされるところから話は始まる。
手厳しい婦長に反抗しながら、他の患者との絆を深めていく…

ちなみに最近同じ理由(おめでた記憶メモリ)で「ショーシャンクの空に」を観たので、それと同じ感覚で観ていたら

最後の最後になかなかなオチが決まってしまい「えっ、こんな最後だったっけ」と唖然としながらエンドロールを眺めることとなった。

しかしこの作品、若かりしジャック・ニコルソンの良さだけでなく「バックトゥーザ・フューチャー」のドクを演じたクリストファー・ロイドの初出演映画だったり、婦長にフォーカスしたスピンオフドラマの「ラチェッド」がNetflixで公開されていたりと楽しみどころが多い。

また、個人的に吃音症のビリーを演じたBrad Dourifがかなり良い。
「チャイルドプレイ」のチャッキー役(声)だったことも判明し、なかなかいろんな役をしている俳優だなぁと。

これは原作の小説も読んでみたいな。

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