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ミュージカルとNY

先日、日本でミュージカルに行ったのは25年ぶりくらいだったな。

まだ、子供が幼稚園、小学生の頃二人を連れてよくもまあNYまでフライトしたことだ。その時はフィルムの一眼、それもその頃はニコンだった。いまだに娘からは、ママは子供よりカメラを大事に抱えてたよね。。。と子供目線の感想を聞かされる時がある。NYでは女友達とも合流でレンタルアパートで自炊しながら、スーパーで買い物して過ごしていた。子供を小さな頃から連れて行ったのは、私の子育てには想いがあった。心が豆腐みたいに柔らかい時に本物を体感してもらいたいと。塾とかにお金かけるより、そんな旅用に貯金していた。それがよかったか?どうかは?わからないが、親にしかしてやれないことだと思っていたのだ。初めてのブロードウエイは衝撃だった。何より劇場の作りが日本とは違い、音響が素晴らしい。そして地下から生演奏のオーケストラが出てくるのだ。。。下の息子はまだ幼稚園で時差がすごく思い切り劇場で寝ていたが、きっと無意識のとこにはあるだろう。。。この種が。歌唱力や演技、ダンスのレベルもすごく高い。。。感動の一言だった。

こんな音楽や美術館を回る旅を世界中してみたいことだ。人間が作り出した芸術を肌で感じてみたい。なんと贅沢な旅だろう。。。

コロナになり日本しか移動できなく、やっと劇団四季のミュージカルへ行った。少し残念なのが、生の演奏はなくなっていたこと。そして劇場がきっと少し簡易的なのかな?まあヨーロッパなどと比べたらいけないが。でも、劇団四季は高校生の頃、地方の学校でジーザスクライストを演じるのを呼んでくれていたのをみて、心打たれていた。そんな学校の方針がありがたかった。

写真の世界では自然界が織りなす姿に感銘してファインダーを覗くが、この人間界が作り出すエネルギー、表現、これは私自身カメラを持たず体感したいのだ。思い切り自由に世界を回れるようになったら、世界の劇場でクラシックやミュージカル オペラ ミュージアム のんびり回ってみたいな。。。そんな夢もできた日本でみた今回のミュージカル。

コロナ対策はずいぶん厳しくされていた。ぜひこのまま多くの方に体験してもらえるように続いてほしい。

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