素敵な言葉を送れるひと

先日、転職に際して退職の報告をすると
あるお客さんから素敵な言葉を貰いました。

『できるよ。あなたなら。
どこへ行っても大丈夫。』

約2年間がその言葉で報われるような気持ち。

上司に比べればまだまだ未熟者で、
毎回比べては全然ダメだと思っていたけど、
その方は目をみて、その言葉をくれました。

私にとって転職という選択は
自分を救い出す"逃げ"でもあります。
辞めると決まった今になって思うのは、
『もう少し頑張れたかな？』
『まだ2年目で本質も見えてないのかも？』
と。
選択した自分を否定はしないし、未練もない。
ただ、そう感じる節もある。

そんな気持ちの中、
今までの選択がまちがっていなかった、
誰かの何かになっていた、貢献できた、
と思えた瞬間でした。

こういった局面でふとでる言葉が
そのひとの生き方や性格を表すように感じて、
良くない環境で生きれば良くない言葉が出るし、
良い環境で生きれば良い言葉が出てくる。

でも、環境なんてすぐに変わらないし、なかなか変えられない。

だから、普段から良いと思ったら良いと言えばいい。有難いと思ったら感謝をすぐに述べた方がいい。

『他人は変えられないけど自分は変えられる』
とは、まさにその通りだと思っていて、
自分が発する言葉は自ら紡ぎだすものだから
如何様にも選ぶことができる。

何気ないその前向きな一言がだれかの心を支える糧になるかもしれないし、余程嫌味っぽくなければプラスに働くはずだから。

その癖を積み重ねていけば、きっと言葉選びも変わってくる。
そしてほんの少しずつまわりに影響して、
環境がちょっぴり良い方向にいけばいいよね~、
そんなひとになりたいよね~、
と思った今日この頃です。