私の意識の外の写真
こんばんは、薄明です。
私の写真を撮るスタイルの多くが、「見て」「なんかいいなと思った」ものを「撮って」、帰って見直すという流れなのですが、それが私の感覚や意識が表しているという(意見もあり、ここでは仮説とします)。
では私がファインダーを覗かずにタイミングも適当に撮った写真は、いわば『私の意識の外の写真』となるのでしょうか。
少なくとも構図を考えることはまずできないので、いつもとは違う写真になっていると思います。だからといって、それが楽しいということもなければつまらないということもないのですが、ストリートフォトをノーファインダーで撮られる方は決して適当に撮っているのではなく、ファインダーを見なくてもそのシーンを目や足の感覚で捉え、シャッターを切っているのだなあと思ったのでした。
私のそれにはそういったものがないので、まるで画用紙に色水を垂らして喜んでいるこどものようなものです。(私の場合はですが) 真似事ですらない…。しかしシャッターを切れば写真は撮れる、私が撮ったから私の写真だ、という客観的事実は存在する。今日の写真以外に、『私の意識の外の写真』はどんなものが存在するのだろう。そんなことを考えておりました。
実際になんとなくやってみた写真が以下になります。クリックすると原寸になります。しかし完全に意識の外にカメラを置くのは難しい。見たものに反応してシャッターを切っているのが何枚かありました。なにかを探しているわけではないのですが、ふと思いついたのでやってみて記録したnoteでした。読んでくださった方々ありがとうございます。
私の意識の外の写真
使用したカメラはRICOH GR-DIGITALの初代です。半分壊れています。フォーカスは無限遠固定か、スナップ固定です。感度は400。お疲れ様でした。