統計検定2級合格体験記
こんにちは。久しぶりに記事を書きます。薄めたカルピスみたいな記事ですが、少しでも役に立てればと思います!
目次だけでもいいので、ぜひ見ていって下さい!
はじめに
今回は統計検定2級に合格したので、生存報告をかねて体験記を書きます。
――統計検定2級は2年くらい前から欲しかった資格でした。
一応それなりにちゃんとした統計をかけて論文を書いているつもりですけど、何か資格がないとわたしのデータサイエンス能力が「医療統計の専門家」的な人たち(後述)に匹敵すると示せないので・・・。
まあ2級でもちょっと力不足なんですがσ(^◇^;) ないよりはマシです!!
閑話休題:怒られるかもしれませんがσ(^◇^;)
わたしの実体験なので詳細には書けないですけど、医学生物学分野では旧帝大のデータサイエンスセンター的なところの「専門家」ですらツッコミどころ満載の統計処理してたりします。完全アウトなサンプルサイズ設計でも厚労省クラスの研究費が降りたりすることもザルザラです。
要するに、日本における医学生物学のデータサイエンスはデータサイエンス(笑)になっていることが多いです。同時に、ガチガチのデータサイエンティストはMDではないため実務的知識を持っていないことが多く、両方をバランスよく兼ね備えた研究者は少なくとも2020年代では活躍できるはずです。なので、「わたしなんかがついて行けるかな・・・(´・ω・`)」と心配になる必要はありません。
統計検定2級について
普通に書いても面白くないんですよねσ(^◇^;)
というのも、統計検定のなかで2級は特に情報が氾濫しています。
なので、インターネットで調べたら出てくる情報は省略します!
2ヶ月で合格しました(前提条件あり)
本腰を入れ始めたのは、2023年8月からです。
なので2ヶ月で取ったことになりますが、いつものように前提があります。
1.【前提】数学IIIまで理解できている
確率はセンター試験より少し簡単なくらいです。
なので、ほとんど勉強せずにクリアできます。
(今はセンター試験じゃなくて共通テストって言うんでしたっけ)
2.【前提】普段から統計を使っている
要するに、どの検定を何のために使うのかは知っている状態です。論文のstatistical analysisに対しては全くレビュアーから突っ込まれない状態でもあります。
たとえば、t検定のP値がどうして出てくるのか知らないし信頼区間の導出も知らんけど、t検定は母平均の差を検定したいときに使うってことは知っているわけです。
3.【前提】検定の用語を理解している
帰無仮説、αエラー、検出力・・・。
――検定で出てくる用語ってまあ割とややこしくて、最初に勉強したときはかなり苦戦した記憶があります。ですが、普段から統計を使っているのでこのあたりは理解できていました。
勉強の流れ
わたしの勉強法は結構単純でした。
1.統計学基礎をとりあえず通読
全く統計触ったことがない人と数学苦手な人には勧めません。
ちなみに私は5章の分散分析と7章の付録は難しくて投げました。
基礎とか言っているからわかりやすくて簡単そうと思ったら大間違いです。
「やさしい理系数学」が全然やさしくないのと同じですねσ(^◇^;)
2.2018年~2021年の過去問を2周する ※2021年6月以外
2021年6月だけ次元が違う難易度とよく言われます。
脅しすぎな気もしますが、相性の問題かもしれません。
3.2021年6月の過去問を解く
わたしの場合、受験日当日に早起きして直前模試感覚で解きました。
5問ミスだったのでこれはいける!と自信満々で乗り込みました。
4.分からなければネット検索で解決!
当日の記録
情報漏洩したら資格が無効になるのですが、問題に一切関係ない情報は記録しておきます。どうせ問題はランダムなので、今回の情報が正しいかどうかも謎ですからねσ(^◇^;)
1.持ち物:ゆるい
会場によると思いますが、ハンカチとか目薬とか持ち込みOKでした!
2.難易度:難しい場合もある
明らかに解かせる気のない問題 :体感5問くらい
解法は思いつくけど計算したくない問題 :体感5問くらい
どう考えても間違っているわけのない問題:体感15問くらい
出来てるハズなんだけど自信のない問題 :体感5問くらい
でした。
手応えは、普通に2021年6月より難しかったです。
で、半分祈るような気持ちで結果ボタンを押しました・・・
今後について
最初は2級だけでいいかなーと思ってましたが、少し大学数学の勉強を始めてからは準1級も欲しくなりました。(1級は会場受験なのでとりあえず準1級まで)
準1級とれたら「独り立ち」みたいなので、とりあえず半年間を目安に頑張ろうと思います。
また何か思いつきで書くと思うのでよろしくお願いします♪
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