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間合いのとり方が難しくて、とりま離れようとし続けている。

140字に収まりそうもなかったので、こっちに書くことにします。

小学生のころ、合気道と剣道やっていたことがあったけれど、"難しくて"やめたことがあります。"難しくて"以外に辞めた理由は特になかったように思います。忙しかったとか中学受験の勉強をしていたからとかではありません。特段負けず嫌いというわけでもありません。
ずっと習っていたヴァイオリンは続けられているのに。ただの習い事なのに。何でだろうと悩んでいました。

合気道も剣道もどちらも武道ですが、今考えれば相手との間合いを取ることが苦手だったのではないでしょうか。剣道では、ツバの先がかするか否かの、喉の奥が狭まるほど緊張感高まる距離。合気道であれば相手との顔が近く、どこに視線を定めたら良いか分からず、きょろきょろしていたら試合は終わっていました。

それに比べて細く長く続いたヴァイオリンは楽器だけに陶酔することが楽しかったからなのかもしれません。大学で始めたダブルダッチも、メンバーとの物理的距離は近いけれど3人以上でないと成り立たないし、普段のフリーロープは自分がどう見られるかを考えて跳んでいたので、”相手との距離感”という苦手分野に向き合う必要がありません。

この武道特有の間のとり方ですが、昨今の人との関わりでも似たようなものを感じています。オンラインでの会話です。会ったこともない人たちと同じトークルームに入り、対話することを求められる環境がいまだに慣れない。

久しぶりに幼い頃解き終わらなかった苦手な問題に再度向き合っているような日々です。