人生を生き切る

先日、薬局の研修にて【蘇れ生命の力〜小児科医 真弓定夫〜】という
ドキュメンタリー映画を観た。

何週間か前の研修で30分程の予告編を見ただけでも
心に響くというか 生きるってなんだろうかと考えさせられたので
本編を観るのが楽しみだった。

小児科医として 人として人生を生き切った真弓先生。

診療しているシーンは私にとって感動でしかなかった。

というのも 私自身子どもを育ててきて
何軒か小児科に行ったことがあるけれど
真弓先生のように 「症状が外に出てくるのはいいことだ」とか
「37度じゃ体温が低い」とか言われた事もない。
子どもたちが小さいときは自然治癒力というワードすら知らなかった。
ここ数年でやっと知ったこと。真弓先生は小児科医になってから
ずっとたくさんの方に伝えて来たんだろう。

そして、人間としてではなくて 人という動物として
野生に近い生活をしていた先生
小児科医の本間先生と同じく 自然から離れるから病気になると言っていた。

私たちは人間である前に人という動物

という言葉も、また考えさせられたなぁ。

・食材は四里四方でとれたもの食べる(16キロ圏内)
・四季にあったもの
・できるだけ加工されていないもの
・伝統的な和食を食べる
・食よりもっと大事なのは空気と水(冷暖房は生命力が落ちる)
・カタカナ食よりひらがな、漢字の食を食べる
・あるがままに生きてあるがままに生き切る
・子どもも親も対等
・上下はない 野菜も虫も動物も 悪玉菌も善玉菌も菌は菌 全て同じひとつの命
・感謝の気持ちを持って食卓に向かう

病気にならない体作りをすることの大切さ

医者が病気を治すのではない
治すのは自然治癒力

という教えを
杖をつきながらになっても
最後の最後まで講演をしてまわった先生がカッコ良かった

私は、人生を終えるまで
できるだけ身体を自然に戻す方法をたくさんの人に提案する。
それが私にとっての生き切るってことなんだと思う。



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