見出し画像

花豆を煮ました

 毎年この時期になると、高原花豆(粒が大きい)を煮る。
一晩、多めの水につける。翌朝、あく抜きをする(たっぷりの水に花豆を入れて、沸騰させては湯を捨て、水を入れかえること3,4回。)
あく抜きが済んだら、水と豆をことこと時間をかけて煮る。
と、ここで私の秘策は「電気ポット」なのである。


 もう使わなくなった広口の電気ポットに沸騰した豆と湯を入れて、保温状態で8時間くらいそのままにしておく。
 その後、電気ポットから鍋にうつし、砂糖を加えて煮る。(今回は500gの花豆だったので、砂糖もほぼ同量+塩少々)
 帰省した子どもたちや親戚の人たちにとても喜ばれる。
「こんな大きい花豆を煮るの、大変だったでしょう!」などと言われるが、私がしたのは「あく抜き」くらいで、あとは「電気ポット」が黙って柔らかく煮てくれる。
 台所にいる時間は多くて30分だ。
 ポットがじんわり煮てくれている間に、大掃除や買い物ができる。
ポットから鍋にうつす時、やけどをしないようにさえすれば誰でもおいしい花豆煮ができることうけあいだ。
 ちゃんと「ことこと」じっくり煮ている人たちからしたら、“手抜き”“邪道”とそしられかねないが、割れることもなく柔らかくふっくら煮えるので10年以上、この方法でやっている。
記事を読んでくださったみなさん、良いお年を!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?