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学ぶことは、すべての人に平等

よく言われることですが、人間はインプットした以上のことをアウトプットすることはできません。そういう意味で、良い仕事、良い成果を出したいと思えば、常にインプットの量を増やしていくことが必要でしょう。

この世の中で、自らの力で自分を高めようとせずに、成功した人はいません。逆に勉強することが習慣づいている人は、環境に左右されず成長していくことができます。

ある商社の人と話していると、
先日まで小麦を扱っていた人が、異動で突然原油を扱うようになることもあるそうです。取扱商品だけではありません、赴任する国も変わり言葉も商習慣も違うなかで、成果を求められます。

ただ、彼らは慣れていますから動じることはありません。
「勉強すればいい」と開き直って、すぐに頭を切り替えて知識を蓄え、早い段階で順応していきます。

学びの効果は大きく大事なものです。それは生まれ持った資質よりも、はるかに大切なものでしょう。生まれながらの営業職や生まれながらの箔職人などいないわけですから、素晴らしい成果を上げる営業も、腕の良い職人も、自ら志を持って学び続けた結果そうなっているのです。

学ぶことには、誰に対しても平等です。
見識が深い人であっても、なにも特別な情報源を持っているわけではありません。本や雑誌、新聞など、誰もが触れられる公開情報を丹念に学び続けた結果です。

学ぶ機会はどこにでもあるのですから、自ら学ぼうという意欲さえあれば、どんどん成長していくことができると思います。


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