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石川県が元気であるために

能登半島の震災から、少し時間が経ちました。
しかしながら、いまも大勢の方が避難所にいらっしゃり、生活インフラが回復しないエリアもまだまだあります。復旧や復興は、長期戦になるでしょう。根気強い支援が必要だと感じています。

金沢市内の事業者の多くは、大きな被害を免れました。
しかし1月1日の大きな揺れの恐怖を体感した我々は、同じ石川県の仲間として、能登の被害についてもわが身のように感じています。金沢の事業者は、だれもが震災の当事者ですから、これから長い時間がかる能登の復興への責任を、積極的に担っていかなければならないでしょう。

当社でも、北陸の伝統工芸に従事する作家の方や酒蔵の裾野を広げたいと考え、十数年前からセレクトショップ事業を行ってきました。そのショップの中で、能登の素晴らしいものを多く取り扱っています。

輪島塗、能登上布、珠洲焼、和ろうそく、数々の地酒など。能登には取引先も友人も多く、能登と聞くだけで、いくつもの親しい顔を想い浮かべることができます。

私たちもまた能登復興への支援を、根気強く続けていこうと決意しています。同時に、人を助けようと思えば、まず私たち自身が元気でいなければなりません。

美しく豊かな能登が戻ってくる日を信じて、私たちもまた前向きに日々の仕事に取り組みたいと思います。


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