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鬱という心が風邪をひいた状態になりました⑤


楽になる時間が増えてきたからって薬を減らしてたら、
突然波がばってくるようになりました。
やっぱ治し切らないといけないし、ドクターの指示には従わないとって思いました。

自分で自分のコントロールができない状態の苦しさは初めてです。
もちろん取り乱すことはしたことありますが、どうしようもなくなり、耐えられない状況にまでなるなんてなかったです。
“死んで楽になりたい”
“もう考えたくない”
ってのが10分に一回考えにあがるくらいそればっかり考えてました。
心臓系の病気もあったので、突然病気で死ぬなら自分からって考えてもいました。
どうやって死ぬかを考えてる時間は不思議と苦しい感覚から抜け出せます。
今思うと、前進してるような感覚になってたからかなと思います。
やり残したことや、責任の範囲でやらないといけないことも残してることが心にあって、本気で死ぬなんてどこかで思ってなかった節はありますが、死に方を考えると楽になるのは不思議な感覚でした。

また良くなかったのは人に相談してもわかってもらえないって思い込んで一人で塞ぎ込んでしまってたことです。
人間不信なところもあったと思いますが、相談するってことで一から説明する力が湧かなかったこともあります。
人に話すことで楽になるはずですし、
人からの言葉を待ってたくせに、
誰かに助けて欲しかったのに、
自分から人を避けて寂しがってたって矛盾ばかりです。
結果facebookであげた時に、いただいたコメントたちに非常に助けられました。
人の暖かさが一番嬉しいものでした。
なんで見えなくなってたんだろうと。
お節介くらいにきて欲しいものです。
追いかけて欲しいんです。
いやと言いながら待ってるんです。

元々の性格もあれど、病気の中でより強くなってました。

つづく

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