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「干支でその一年を占う(2)2021」

2021年辛丑(今年)

2020年の庚子は
水浸しの斧で錆びていましたが
2021年の辛丑はどうでしょう?

金は小さな鉱物なので
宝石に例えられます
宝石は光り輝く事がその役割です

土は湿土ですが
もっと分かりやすく言えば泥です
丑の蔵干には癸水があるからです

という事で
辛丑は宝石が泥に中に置かれている状況を
意味する事になるので
「泥まみれの宝石」なのです

辛丑の今年は
庚子の昨年と似て
辛金が宝石の役目を果たせない姿です

日本で言えば今年
東京オリンピックがありましたが
本当であれば
輝かしいスポーツの祭典のはずでしたが
観客を入れる事が出来ず
その輝きは
本来のものではなかったと思います

先回述べたように
昨年は庚金が錆びて
安倍首相が辞任しましたが
今年は辛金が汚れて
菅首相が辞任しました

2021年の総選挙

昨年は庚金→子水でしたが
今年は辛金←丑土です
相生ですが逆になっていますね

先回述べた通り
天干の辛金は政府(政権)
地支の丑土は国民ですが
土生金は
国民が政権を生み出している形ですね
この形に私は選挙をイメージしました
日本において任期満了の総選挙が
今年あった事は
宿命に合っている気がします

国民である丑土の蔵干には
己土・辛金・癸水の三つがあります
これを日本国民が三グループに
分けられていると理解したらどうでしょう

辛金は天干辛の根になり強化しますから
自民党の堅実な基盤を意味するでしょう
己土は天干辛(宝石)を汚すので
自民党への批判基盤を意味するでしょう
癸水は天干辛を洗って綺麗にするので
自民党を浄化する(磨く)役割の勢力を
意味するでしょう

もし総選挙が辛丑(土生金)の年ではなく
辛未(土生金)の年だったら
どうなっていたでしょうか?
未の蔵干は己土・乙木・丁火ですから
は政権批判勢力
は政権批判勢力を抑える勢力(木剋土)
は政権にとっては天敵勢力(火剋金)
宝石にバーナーを当てる感じです
与党にとっては
相当にキツイ選挙になるでしょう

2021年の世相

今年の辛丑の十二大従星は天印星です
6点なので
さほど強いエネルギーではありません
未だ活気が戻ったとは言い難いですね

丑の蔵干を星にしてみると
龍高星・貫索星・鳳閣星が出て来ます
昨年の調舒星(孤独・不安・反抗)の様な
星は無いです

龍高星は改革の星ですが
分かりやすく言うと改善改良の星です
コロナへの対応が上手くなっているという
意味になるでしょう

貫索星は守りの星で頑固ですから
コロナ対策に対しても
自分の信念を貫く人達が
世界には多くいるという事でしょう

鳳閣星は寿命・健康・食事・遊びの意味があるので
昨年よりはいくらか生活が戻って来ている
と言えそうですが・・・

読んで頂きありがとうございました
来年の壬寅は次回(3)で書きます
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