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平安から鎌倉時代の筆跡を集めた《古筆手鑑かりがね帖》 計23葉を公開 @東京国立博物館

東京国立博物館(トーハク)に、文化庁が個人から購入した《手鑑かりがね帖》が展示されています。ネット上に、画像データが見当たらなかったため、展示されていた計23葉をこちらのnoteにアップしておきます。なお、《手鑑かりがね帖》の詳細については、興味がありましたら過去noteをご覧ください。

また、下に記した各頁の詳細については、高城弘一先生の論文『古筆手鑑「かりがね帖」の構成』を参照したものです。転記間違いなどがあるかもしれませんので、確実性を求める場合には、同論文を合わせてご確認ください。また2023年8月19日現在、展示されているのは、全28葉のうちの23葉です。


なお、下にアップした画像については、転載等を自由に行なっていただいても構いません(他noteについては不可です)。自由に使用してもOKと言っても、こちらの原本は文化庁の品なので、そちらの著作権などを侵害しない範囲内での使用を認めるに過ぎません。おそらく商用使用などは、別途に許可が必要だろうと思います。不安のある場合には、文化庁にご確認ください。

一、伝紀貫之筆「高野切第一種」『古今和歌集』

一、伝紀貫之筆「高野切第一種」『古今和歌集』
一、伝紀貫之筆「高野切第一種」『古今和歌集』

二、伝紀貫之筆「名家家集切」『是則集』

二、伝紀貫之筆「名家家集切」『是則集』
二、伝紀貫之筆「名家家集切」『是則集』

三、伝小野道風筆「小島切」『斎宮女御集』

三、伝小野道風筆「小島切」『斎宮女御集』

四、伝藤原佐理筆「紙撚切」『道済集』

四、伝藤原佐理筆「紙撚切」『道済集』

五、伝藤原佐理(藤原定実)筆「筋切」『古今和歌集』

五、伝藤原佐理(藤原定実)筆「筋切」『古今和歌集』

六、伝藤原佐理(藤原定実)筆「通切」『古今和歌集」

六、伝藤原佐理(藤原定実)筆「通切」『古今和歌集」

七、伝小大君筆「香紙切」『麗花集』

七、伝小大君筆「香紙切」『麗花集』

八、伝藤原行成筆「法輪寺切」『和漢朗詠集』

八、伝藤原行成筆「法輪寺切」『和漢朗詠集』

九、伝藤原行成筆「升色紙」『深養父集』

九、伝藤原行成筆「升色紙」『深養父集』

十、伝藤原行成筆「雲紙和漢朗詠集切」『和漢朗詠集』

十、伝藤原行成筆「雲紙和漢朗詠集切」『和漢朗詠集』

十一、伝藤原公任筆「下絵和漢朗詠集切」『和漢朗詠集」

十一、伝藤原公任筆「下絵和漢朗詠集切」『和漢朗詠集」

十二、伝藤原公任筆「砂子切」『公忠集』

十二、伝藤原公任筆「砂子切」『公忠集』
十二、伝藤原公任筆「砂子切」『公忠集』

十三、藤原定信筆「石山切」 『貫之集』下

十三、藤原定信筆「石山切」 『貫之集』下

十四、伝藤原公任筆「石山切」『伊勢集』

十四、伝藤原公任筆「石山切」『伊勢集』

十五、伝藤原定賴筆「烏丸切」『後撰和歌集』

十五、伝藤原定賴筆「烏丸切」『後撰和歌集』

十六、伝藤原定頼筆「大江切」『古今和歌集』

十六、伝藤原定頼筆「大江切」『古今和歌集』

十七、伝源俊頼(藤原定実)筆「卷子本古今和歌集切」『古今和歌集』

十七、伝源俊頼(藤原定実)筆「卷子本古今和歌集切」『古今和歌集』

十八、伝源俊頼筆「民部類切」『古今和歌集』

十八、伝源俊頼筆「民部類切」『古今和歌集』
十八、伝源俊頼筆「民部類切」『古今和歌集』

十九、伝源俊賴筆「東大寺切」『三宝絵詞』

十九、伝源俊賴筆「東大寺切」『三宝絵詞』

二十〇、 藤原基俊筆「多賀切」『和漢朗詠集』

二十〇、 藤原基俊筆「多賀切」『和漢朗詠集』

二十一、伝藤原忠家筆「柏木切」『二十卷本類聚歌合』

二十一、伝藤原忠家筆「柏木切」『二十卷本類聚歌合』

二十二、伝藤原俊忠筆「二条切」『二十卷本類聚歌合』

二十二、伝藤原俊忠筆「二条切」『二十卷本類聚歌合』
二十二、伝藤原俊忠筆「二条切」『二十卷本類聚歌合』

二十三、伝藤原定信(藤原伊行)筆「戊辰切」『和漢朗詠集』

二十三、伝藤原定信(藤原伊行)筆「戊辰切」『和漢朗詠集』
二十三、伝藤原定信(藤原伊行)筆「戊辰切」『和漢朗詠集』


《手鑑かりがね帖》には、以上のほか、今回展示されていない下の5ページが存在します。展示された場合には、後ほど追加できればと考えています。

二十四、藤原俊成筆「昭和切」『古今和歌集』
二十五、伝西行筆「白河切」『後撰和歌集』
二十六、伝藤原為家筆「姫路切」『源氏狭衣百番歌合』
二十七、伝源実朝筆「中院切」『後拾遺和歌集』
二十八、伝源順筆「難波切」『万葉集』


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