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広島在だったら行きたかった展覧会…加山又造展@下瀬美術館
先日書いた『東京国立近代美術館の常設展って贅沢ですね』で、加山又造さんの《千羽鶴》という作品をnoteしました。わたしは加山又造さんという人を、この時に初めて知りました。※ちなみに「常設展」という言葉を使っていますが、同館に常設展も常設されている展示品もありません。正確には「MoMAT コレクション」と呼んでいます…所蔵品展ですね。
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その後、特に加山又造さんのことを調べることもなかったのですが、本日、YouTubeをボーッと見ていたら、俳優の片桐仁さんが、現在、広島の下瀬美術館で、6月30日までの会期で開催されている開館一周年記念展「加山又造-革新をもとめて」を紹介している動画が、おすすめに表示されました。
この時に「おっ…加山又造さんだ」って、加山又造さんのことを思い出したんです。前述した《千羽鶴》という作品しか知らないわたしは、「ほかにどんな作品を描いていたんだろう?」というノリで、その動画を見ました。いやぁ〜…けっこう魅力的な作品が多いですね。なんでこんなにすごい作品を複数残している画家が「誰もが知る」的な存在ではないのか? 不思議な気もしました。
とにかく、こちらの動画は、展覧会で展示されている作品についてだけではなく、画家・加山又造さんについて、コンパクトにまとめられている良い内容でした。村上隆さんにも取材していて、その凄さを解説してくれています。
ということで、26分の動画ですが、お時間ある時にご覧になると良いことがあるかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1718549628402-F5GRrRDLip.jpg?width=1200)
それにしても…チラシのメインビジュアルを、なぜ猫ちゃんにしたんでしょう……。前述の動画を見る限り、猫の絵はメインではないんですけどね…。もしかすると収蔵品だから、大きく使いやすかったとか、アピールしたかったからなどの理由があるんですかね…。
<おまけ……加山又造さんの代表作リスト Wikipediaよりコピペ>
「春秋波濤」(1966年) 東京国立近代美術館
「雪」「月」「花」(1978年) 東京国立近代美術館
「黄山霖雨・黄山湧雲」(1982年) 京都国立近代美術館
「横たわる裸婦 '84(黒衣)」[1](1984年)
「墨龍」 久遠寺大本堂天井画(1984年)
「濤と鶴」 ブリティッシュ・エアウェイズ・ワールドイメージ尾翼デザイン 「雲龍図」天龍寺法堂天井画(1997年)
このリストを見て、わたしが見た《千羽鶴》は代表作に挙げられていないことに驚きました。逆に言えば、まだもっとすごい作品があるってことじゃないですか。しかも東京国立近代美術館に2作品も所蔵されています。次に展示されることがあるのなら、ぜひ足を運びたいと思います。(《春秋波濤》は、今春に展示されていたようです……くぅ……)
大鰐温泉の旅館「星野リゾート 界 津軽」のロビーにも、加山又造さんが描いた《春秋波濤》の壁画があるそうです。今度、津軽へ行くことがあれば、寄ってみたいと思います。ロビーへ寄るだけなら無料ですから(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1718549570035-LErvt5jHiz.jpg?width=1200)
Wikipediaより
663highland CC 表示 2.5
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