詩 夏の夜と公園と

夏の夜にひとり歩く
街中の夜の公園

住宅や店の灯りに囲まれて
公園の街灯にも照らされて

夜の闇とは程遠い

今宵は蝉もひと休み
代わりに聞える虫時雨むししぐれ
秋が近いと知らせてる

夜の空を見上げれば
街の灯りに照らされて
星の灯りを拒んでる

夜のとばりの向こうには
青い空と白い雲
夜空に透けて見えている

夜のようで、昼のよう
ふわふわした空気の中で
サッカーしてる子供たち

街の夜の公園は
不思議な空気まとってる

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