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俳句 立冬 其の二


俳句を作りました。
一年前に同じ時候で俳句を作ってました。
なので、其の二とします。
今回は二句です。詩を添えました。

俳句

枯尾花 白くなびくや 独り川辺に

立冬や 虫鳴く声も 淋しけり

静まり返った散歩道

耳の奥まで透き通り

遠く冬鵙ふゆもずが響いてる

川辺に一本の枯れすすき

白い尾花が風になび

川の流れに合わせてる

寂しく響く虫の声

淋しさ募る僕がいる


時候は以下の通りです。
・立冬
 二十四節気の一つで、新暦十一月七日ごろ
 にあたる。暦の上ではこの日から冬に入る。
 厳しい季節を迎える緊張感が感じられる。

季語は以下の通りです。
・枯尾花(かれおばな)
 枯れつくした芒だが、枯れた穂が
 風に吹かれているさまもまた趣がある。

角川文庫 俳句歳時記 冬

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