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俳句 ストーブ

俳句

寒風や 吹き荒れる音 山白く

着ぶくれて 温まらぬは 胸の奥   

ストーブや かざす手見れば 温まる

寒風に
植木鉢は転がって
洗濯物は煽られて

風の音に
脅されたのか

身体はキシキシ泣きだして
胸がキリキリ疼き出す

温かさに触れたくて
温もりに癒されたくて

ストーブの火に
手をかざす

火の温かさが
胸に伝わって

心も少し温まり
僕は少し救われた

*季語
・寒風
・着ぶくれ
・ストーブ

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