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彼岸花 暑さ散らして 花さかり 法師蝉 耳残る声 懐かしく 身の丈を こえた秋草 秋曇り…
俳句 天高く 入道雲を 置き忘れ 秋風や 枯れ葉を連れて 鳴らすかな 残暑でも めぐる季…
俳句 葉落ちて 足のうらにも 秋の音 落ちた葉の 音のなかに 立っている 詩 道に落ち葉…
俳句 法師蝉 暑さ飛び立つ 響きかな 吹く風が 止まらぬ汗を ふいてゆき 詩 午後三時 …
俳句 百年の 時をつなぐや 夏の蝶 詩 夏の暑さから逃れて 森の遊歩道を歩く 大きな木立…
俳句 炎天や 回りて落ちる 花の音 詩 炎天の朝の中を 汗拭きながら歩いてる 耳にはイヤ…
俳句 蝉しぐれ 耳に響くや 待ち遠し 蜂の音 蝉に負けじと ブンブンと 水筒の 水滴るや 午後三時 山門の 陰で涼むや カラスかな 詩 セイバンモロコシの 峰の隙間から 川原に降り立つ 真っ白な白鷺を見た そっと見ていると 視線を感じたか パッと飛び去った 白い羽を広げて 飛び去る姿が目に残る その余韻が残る中 瑠璃色の鳥が 目の前を飛んで行く その体のきらめきと そのくちばしの長さと 目で追いかけたそれは カワセミだ 木に止まり一瞥すると サッと
俳句 新盆や ハグロトンボの 群れを見る 詩 遊歩道へと下りてゆく 紫陽花は灼けていた …
目に緑 耳蝉の声 空白く くるくると からまる先に 僕がいる 半夏生 探してみれば どこ…
紫陽花や そのひと雫 映す顔 白水
俳句 線細く 植田に映る にわか雨 雨宿り ガラス向こうに 夏の蝶 一筋に 線を引くかな…
*前書き GWに山近くの池(釣り堀)で 慣れない釣りをしたときの句 * 夏めくや 池の水面…
花の蜜 吸うヒヨドリや 花は散る 花びらや 散るひとひらに 命あり 舞う花を 掴んだけれ…
俳句 遅咲きや 五輪だけでも さくらかな 夕暮の 野に映えるのは ラベンダー しだれ花 花びら散らし 道染める 詩 川原沿いの土手は 緑の草におおわれていた 菜の花やナヨクサフジが 緑の野に 黄と紫のアクセントをつける 川にいる鴨は伸びやかで ガアガアとアヒルのように 鳴いている 桜並木沿いに並んだ家の 庭から笑い声がする 桜は蕾から花がのぞき もうすぐ咲く頃合いだ 待ちきれず 花見をしてるのだろう 桜の花が咲くころには 雨が降ると予報が出ていて 満開