【大学生】 約1年オンライン授業を受けた感想を正直に
タイトルに示した通り、私は大学生(2年生)だ。
都内にある大学に通っているため、この1年は全てオンライン授業となった。
2020年度は大学に登校することは1度もなかった。
全ての講義が終わったので、1年間の感想を"正直に"書き留めておこうと思う。
大学生といっても、大学の所在地や学部、個人個人によって状況も感じ方も変わるので、「へぇ〜こんな人もいるんだ」くらいの気持ちで読んでいただけたら嬉しい。
オンライン授業の良かったこと
正直......ない。
本当になかった。
強いて挙げるなら、登校する時間がなくなったため、1限からリアルタイムの講義があっても朝遅くまで寝ていられたことくらい。(ゆっくり起きて、ストレッチをして、熱いコーヒーを飲むのが日課になった)
朝が弱い私にとってはありがたいことではあった。(昼夜逆転を引き起こす原因ともなったが)
「通学時間が減って楽になった!」という話は友人からもよく聞いた。
私も朝早くから満員電車に乗ることは好きではないし、自宅から大学まで時間もそこそこかかる(1時間以上)が、私にとっては正直そこまで負担ではなかった。
むしろ、咲いている花から季節を感じたり、いつも同じ時間の電車に乗る人たちの姿を見て「私も頑張ろう」と思ったり、帰り道に寄り道をしたり...といったことが好きだし日々の楽しみだったので、それらができなかったこの1年は辛かった。
どんなに考えても浮かびそうにない。
もし、何か思い出したら追記しようと思う。
オンライン授業で良くなかったこと(学習面)
* 課題が多い *
もし、読んでいるあなたが学生だったら、赤べこのように首を振ってくれているだろう(笑)本当に多かった。
対面授業であれば、出席/遅刻/欠席、クラスでの態度、授業内での指名など、試験やレポート以外にも評価の基準があった。
しかし、オンライン授業となって、通信環境が悪かったり突然のトラブルも多かったりする学生もいるため、そのような評価を成績の判断基準として大きく反映することは難しくなったようだ。(複数の教授から聞いた話によると)
教授・先生方も当然初めてのことであるし、どうやって成績を付ければよいのか、どうやったら差が生まれるのか、大変だったと思う。
しかし!!それでも!!私は言いたい!!!
多すぎる!!!!!!!!
私の場合、ほとんどの講義で、毎回リアクション・ペーパー(※一般的にその日の講義の感想を書く)が課された。
「講義の感想なんてちゃんと受けていれば思ったことをそのまま書くだけでしょ?」と思うかもしれないが...数が多くなれば辛いものだ。
「1000字程度でまとまりのある文章を」などといった指定がついていれば、もはやちょっとした小レポートだ。
(文章力がない&要領が悪い私は1つ書くのに軽く1時間かかっていた)
しかも、中間レポートの時期でも、外部試験を受けなければならない時でもその量は減ることはない。
終わった今は「復習にもなったし、論理的に文章を書く力ついたし、結果的には良かった」なんて言えるが、
一言で簡単に表すならリアぺ地獄。まさにこれだった。
* オンとオフの切り替えが上手くできない *
「あなたの性格が原因です」と言われてしまったら何も言えないが。
朝起きる→朝食を食べる(食堂)→講義を受ける(自室)→昼食を食べる(食堂)→講義を受ける(自室)→休憩にSNS(自室)→課題をする(自室)→夕食を食べる(食堂)→音楽を聴く(自室)→課題をする(自室)→就寝準備→就寝
ほとんど「食堂」と「自室」にしかいない。
対面授業であれば、当然大学に行く必要があるし、帰りにウィンドウショッピングをしたり、課題の終わったご褒美にケーキ屋さんやカフェに行ったり...
様々な場所に出入りした。
加えて、講義と講義の間や帰り道に友人やクラスメイトとおしゃべりできた。
(無言でSNSを眺めているか、家族と会話することしかできなくなった。)
何をするにも同じ部屋にいる上、リフレッシュすることも上手くできないため、
締め切りの近い課題があるのに、ついダラダラとYouTubeを見てしまったりネットサーフィンをしてしまったりということは多かった。
(大体、ギリギリになってから焦り始めて、夜中に滑り込みで提出)
(自慢できることでは到底ない)
オンライン授業で良くなかったこと (身体面)
* 運動不足 *
これは大学生だけでなく、テレワークになった社会人の方にも言えることであろう。
あれは昨年の初夏の頃であった。
感染者が徐々に増えてきて、大学はオンラインで授業が開始。
遊びにも行けない、アルバイトもできない。
ずっと自宅で過ごしていた私はある日、突然膝が痛くなった。
どこかにぶつけた覚えもないし、そのような痛みでもない。
とりあえずインターネットで調べてみた。
結果、「運動不足によって膝が痛くなることがある」と出てきた。
(※ネット情報なので医学的にどうかは不明だが)
これはまずいと思い、夕方に自宅の近所を散歩し始めた。
3日後、何事もなかったかのように直った。
歩く習慣の重要さと簡単に運動不足になってしまうことを実感した。
(なんと19歳で...泣きたい...)
それから、できる日は少しでも体を動かすように心がけている。
今の時代、YouTubeで検索すれば様々な動画も出てくる。
少なくとも対面授業が再開になるまでは継続しようと思う。
* イヤホンのつけすぎ問題 *
これも大学生だけではないだろう。
"オンライン授業"といっても、「大人数で一方的に先生の話を聞く講義(オンデマンドも含む)」、「少人数で時々指名される講義」、「学生同士のディスカッションがメインの講義」など、授業スタイルは様々だ。
これは個人の事情なのだが、私の使用しているパソコンはマイクの感度があまり良くない。
(大声で話す or マイク部分にかなり近づいて話せば、なんとか音を拾ってくれる、といった感じだ。)
1つ目に挙げた「大人数で一方的に先生の話を聞く講義」は発言する必要がないため、ただ出力音量を挙げておけば問題ない。
しかし、2つ目、3つ目のスタイルの講義を受けるためには、マイクのついた外部装置が必要となる。
パソコンに繋ぐことのできるマイクつきのイヤホンを持っていなかったため、
オンライン授業が決まった時、私はAirP○dsを自費で購入した。
憧れのBluetoothイヤホンだったこともあり、授業の時は毎回つけていた。
しばらくは良かった。
が、、、2週間もしないうちに耳がただれた。
(念のため書いておくが、AirP○dsが悪いわけではないし、AirP○dsを悪く言いたいわけでもない。)
当時、ニュースでイヤホンによる問題が報道されたいたので、
「これはまさか」と思い、使用頻度を減らした。
しかし、日に日に悪化する一方。
結局、空きコマの時間を使って、行きつけの病院へ駆け込んだ。
使用頻度と、私の肌の弱さが全ての原因だった。
薬を処方してもらい、しばらく使うのを中断したことで治った。
が、、、発言する必要のある講義はやってくる。
他にマイクつきのイヤホンはない(+AirP○ds高かったからもう少しは使いたいという変なこだわりの)ため、使い続けることにした。
ご想像の通り、"また悪化した"。
「もしかしたら対面再開になるかもしれない!」
そんなあってないような希望にすがりながら、
1日講義を受けて、傷だらけになり、薬塗って、土日に少し良くなり...
をしばらくの間、繰り返した。(絶対勧めません)
まぁでもだんだんと「今年度、対面再開はない」と分かり始め、
マイクつきのヘッドフォンをおとなしく購入しました。
ざっくりまとめると
オンライン授業以外の生活面においては、料理に挑戦したり、録画していた映画を見たり、思いきりオタクをしたり、そこそこ充実していた。
しかし、"オンライン授業"においては、精神的にも肉体的にも辛かったことの方が多かった。
"4月から"、"全面的に"は困難かもしれないが、
来年度のどこかで教室で友人や先生と対面して講義を受ける日が来ることを
そして、少しでも早く終息することを願いながら感想という名の駄文を終えようと思う。
※これは私個人の正直な感想です。
同じ大学生でも、人によって状況にも感じ方にも差はあります。
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