見出し画像

【初心者向け】 プログラミング以外の勉強に迷っている人は基本情報技術者試験を勉強してみよう

この記事の概要

これからソフトウェアエンジニアを目指している人、初心者の人は『プログラミングの勉強 + 基本情報技術者試験という資格の勉強』を並行して進めると効果的です。という内容になります。

この記事が役立つかもしれない人

✅ 独学で勉強してプログラマーやソフトウェアエンジニアを目指そうとしている人
✅ プログラミングの勉強をしているが、他に何を勉強するべきか迷っている人

この記事の対象ではない人

✅ 情報系の学校に在籍していてコンピュータサイエンスについて学習済み(またはこれから学習する予定の人)

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験とは、IT人材に必要な基本的知識・技能を持っていることを認定するための国家資格です。

これらは情報処理技術者試験制度という括りで難易度や分野別で試験体系が分かれており、基本情報技術者試験は、スキルレベル2の資格(難易度が下から2番目というイメージ)となります。
※ レベル1の資格として「ITパスポート試験」があります

なぜ基本情報技術者試験なの?

未経験でソフトウェアエンジニアをこれから目指す人にとって、プログラミングの勉強も当然重要ですが、ソフトウェア開発にはプログラミング以外にも学ぶことが多くあります。

■ 例: プログラミング以外で勉強する必要があること
- 開発ツールの使い方
- コンピュータサイエンス基礎
- ソフトウェア開発の手法
- etc

このように数多く勉強することがあると、何から手を付けて良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、まずは基本情報技術者試験の参考書を買って、記載分野に沿って勉強すると迷うことがなくなります。

基本情報技術者試験は、IT人材にとって必要な基礎技術を認定するための資格です。そのためエンジニアとして最低限必要なコンピュータサイエンスの知識やプロジェクト開発の知識などを広く網羅的扱っています。
そのため、初学者がバランス良く勉強するためのロードマップマップとしては最適です。

情報処理技術者試験 試験要綱Ver.4.8

こちらは情報処理推進機構(IPA)が出している情報処理技術者試験の試験要綱ですが、基礎的なアルゴリズムからネットワーク、データベースなど学んでおきたい基礎技術について網羅されています。

基本情報技術者試験の参考書を使って勉強することで迷わず、バランスよくIT知識を身につけることができるのです。

勉強しなくていいこと

この記事で言いたいこととしては「基本情報技術者試験をベースにして勉強することはいいことですよ」という話であって必ずしも基本情報技術者試験の合格を目指さなくても良いと思っています。
なぜかというと基本情報技術者試験の試験要綱には、必ずしも初学者が学ぶ必要がない内容も含まれるからです。

情報処理技術者試験 試験要綱Ver.4.8

具体的には、この『マネジメント系』と『ストラテジ系』については、まずは無視しても良い項目になります。
大事ではないわけではないですが、業務未経験な人にとって、このあたりを勉強してもピンと来ないことはわかりきっていますし、直接的なソフトウェア開発の知識からは少し離れているというのが理由です。

もちろんせっかく国家資格の勉強をしているわけですので、これらの内容も網羅して試験突破を目指すのも良いでしょう。

まとめ

ソフトウェアエンジニアとして活動するためには、実際に手を動かしながら学ぶ実践的な知識(プログラミングや開発ツールなど)と実践では学びにくい座学で勉強する知識(コンピュータサイエンスなど)をバランス良く勉強する必要があります。

プログラミングは勉強しているけれど、座学で何を学んでいいかわからない人は、ぜひ『基本情報技術者試験』の参考書を一度見てみるとよいでしょう。
※ 基本情報技術者試験が難しいと感じる場合はひとつ下のレベルの『ITパスポート』でもいいと思います。

勉強方法や継続的な学習に悩んでいる人へ

個人的な活動として、以下のサイトで初心者や未経験の方を主な対象としてメンタリングなどのサポートしています。

初めの勉強方法がわからなかったり、勉強はしているけれど上手く継続できていないなどの悩みがある方は、ぜひ一度覗いてもられると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?