見出し画像

【マイクラ日記#16】黒い奴

みなさんごきげんよう。
リアルでの黒い奴といえば、Gで始まる奴ですね。
□太郎の家では幸いGにはほとんど遭遇したことがありません。今年も無事に乗り切りたいです。
今回は夏らしくちょっと涼しい話題?かも。



───あれは、真夜中のことでした。
塔作りに集中してしまい、いつもよりベッドで寝る時間が遅くなった□太郎は、他の村人のためにも早く休もうと家路を急いでいました。

真夜中といっても、村内は松明のおかげで昼のように明るく、モンスターに襲われる危険はありません。
そのため、どこか油断してしまっていたのでしょう…
自宅への帰り道の途中、なんとなく視線を感じて塀の外を見た瞬間、目が合ってしまったのです…

そこには、バチギレしながらこちらに駆け寄ってくる、一体のエンダーマンが!!!

めっちゃ怒ってる

これが、ひと目ギレというやつか…
もうめちゃくちゃに怒っています。
□太郎は咄嗟に民家の軒下に逃げ込み、手元にあった羊毛ブロックを2個壁にくっつけて空間を作り、エンダーマンが殴ってこれないようにしました。

しかし、安心したのも束の間、今度は別の影が□太郎の元に駆け寄って来たのです。

おじさん!後ろーーー!!!

なんで起きてるの…?
そこには、現在軒下に避難させてもらっている民家の家主(武器鍛冶のおじさん)が、なぜかベッドに入り損ねていたらしく、「ハァァ!!?」と叫びながら半ギレで走ってきて、自分も羊毛ブロックの下に入り込もうと□太郎を押してくるではありませんか!

ちょ…めっちゃ押してくるやん……

いや、もうぶっちゃけ邪魔です。

□太郎「ひょっとして、おじさんも見える人!?」と尋ねても、
おじさんは完全にパニックになっており、「ハァァ!!?」とブチギレ状態。会話になりません。



まぁ、タネ明かしみたいな話ですが、たぶん羊毛ブロックをくっつけた壁の反対側(室内)に彼のベッドがあるらしく、おじさんがそこにどうにかして入ろうとした結果、たった2個しかない羊毛ブロックの下の空間を□太郎と取り合うような結果となったようです。
悲劇のピタゴラスイッチみたいになっています。

ブチギレエンダーマン vs(武器鍛治のおじさん vs □太郎)
哀れにも先に押し出された方がエンダーマンの餌食です。

なんとかしてエンダーマンだけを叩きたいですが、おじさんが絶妙に間に入ってくる…
しかも、おじさんは□太郎の都合など知ったことではないので、□太郎がおじさんに当てないように配慮しながら剣を振っている隙にもガンガン押してきます。

もうホント邪魔…助けてくれ…

どうにかエンダーマンを別の角度に誘導しつつ、おじさんの圧にも負けずに押し返しながら奮闘した結果、なんとかエンダーマンの討伐に成功。
エンダーマンが「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーー!!!」と断末魔を叫びながら消えた跡には、綺麗なエンダーパールが落ちていました。

わーー、キレーーイ(疲労困憊)

とりあえず脅威は排除したので安心して振り返ると、なぜか急にどうでも良くなったらしく、おじさんはベッドに入ろうとするのを諦めてその辺をフラフラ歩いていました。
おい、いい加減にしろ(半ギレ)
エンダーマンが村人を攻撃することはないみたいだけど、やっぱり村人にもエンダーマンは見えているのかな…?



若干空が白みかけたころ、ようやく帰宅してネコチャンと就寝して疲れを癒しました。
お座り解除したネコチャンの近くでベッドで休むと、おなかの上でネコチャンが寝てくれるようです。
ゴロゴロという声が可愛くて、先ほどの疲れも吹き飛びますね。

おなかの上で眠るネコチャン

───翌朝、昨夜の騒動などなかったかのようにスッキリ目覚めた□太郎の枕元に、ネコチャンが何かをポトリと落としました。

「ウサギの足」

ぎゃーーーッ!!!

ベッドで一緒に休んだネコチャンからの、ちょっと涼しくなれるプレゼントでした。

ネコチャンって、リアルでも狩りが上手ですよね。
ネコチャンと暮らすみなさんも、ネコチャンからのサプライズプレゼントにはお気をつけください!

次回、「【マイクラ日記#17】書斎を作ろう!」に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?