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推しの新曲を聞いて2020年代に売れる楽曲の条件について考えたこと
推しのOWVが7月27日にニューシングルを出すのですが、表題曲が昨日先行リリースされましてね。
はいかっこいい、はい優勝。
これで終わってもいいんですけど、せっかくなのでもう少し考えてみようと思います。
箱推しちゃんの好む楽曲の特徴として、アルバムの中の一曲とか、カップリング曲が多い、というのがあります。
家にいる間や通勤している間、好きなアーティストを全曲フルリピートで聞くタイプなので、耳ざわりが良い、何度聞いても飽きない楽曲に惹かれやすいんですよね。
Time Jackerzはリピートで延々流していられて、梅雨の鬱陶しい季節に気合を入れられる、まさにわたし好みの一曲です。
ありがとう、推し。一生ついていきます。
で、思ったのが、「今はこれが表題曲になるんだな」ということ。
21世紀初頭:消費されるための音楽
箱推しちゃんは大人なので、TKサウンド全盛期とか、メジャーアーティストが新曲リリースするたびにミリオン取ってたあの時代を当然知っているんですが。
(推しは当時幼稚園児かあ、とかそういう話は一旦いいです)
あの時代って、いかにも表題曲です!名刺です!という、印象に残りやすい楽曲を作って、ドラマやCMのタイアップを取り、コンビニなど街中の至る所で楽曲を流し、どこにいてもその曲に囲まれるような、まさしくミリオンの楽曲で空気が飽和するような感覚があったと思うんですよね。
そして飲みの2次会のカラオケで流行の曲を歌うためにCDを買い、割と真面目に練習し、時代の波に頑張って乗り続けていたわけです。
(合コンウケする持ち歌とか常に2,3曲はストックしてましたよね…?)
その結果、その年が終わるころには「もう聞きたくない」とテレビに出てきた瞬間チャンネルを変えるという…
今思うと、まさしく音楽を消費していたな、と。
先日放映された関ジャム 完全燃SHOWの「令和に活躍する若手アーティストが選ぶ最強平成ソング BEST30」に選ばれた楽曲に、あの時代に街中で流れていた、カラオケで歌われていた曲が思ったより選ばれていなかったのも印象的でした。
2020年代:飽きずに再生され続ける音楽へ
で、まあ、今です。音楽購入のスタイルがCDからサブスクモデルに変わったことで、好きなだけ、いつでも音楽を流しっぱなしにできるライフスタイルになった結果、飽きないってことがけっこう重要になってきたんじゃないかな、と。
CDだったら1枚売ってしまえばあとは聞こうと鳩除けに使おうと提供者の利益は変わらないわけですが、サブスクだと再生回数によって収入が決まるので、どれだけ再生回数を稼げるか、が重要になってくるわけですね。
再生回数を稼ぐための基本戦略は以下の2点です。
いかに大勢に再生させるか
いかに何回も再生させるか
TikTokで楽曲のバズらせを狙うのは前者の視点が強いわけですよね。一方で、何年にもわたって飽きずに生活のBGMになり続ける楽曲も、総再生回数が結構バカにならないわけです。
こちらを狙うというのも手なんだろうな、と。
箱推しちゃんは仕事のBGMや通勤のテンションを上げる用にEDM中心のプレイリストを作っていたりするのですが、LMFAOのParty Rock AnthemとかFlo RidaのMy Houseとか入ってますからね…。Party Rock Anthemなんて2011年リリースですよ…。ははは10年も一緒にいてくれてありがとうな…。
推しの新曲も、長く大切に聞いていこうと思います。
今日のところはそんな感じです。
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