子どものすべてを認めてあげたい

二人の子どもの面談に行きました。
先生に面談で何を言われるんだろう、、、ちょっとドキドキな時間のスタートです。

一人目息子くんの面談

息子くんの面談。先生からは「こんなところが苦手のようで」「あまり話を聞いていないようで」「注意してみてはいるんですけど」「いつも急いで失敗してしまって」とたくさんのダメだしの嵐(笑)
そうですよね。家でもそんなところがあります。返事は誰よりもいいのに全然聞いてない!怒られると泣きそうになっているから、泣くくらいならしっかりしなさいよ、、、と私も呆れることが多々。
でもそれが息子くん。
「お友達とはいつも仲良くしています」「係も協力してやっているようです」面談の最後には少しだけ良いところもお話してくださいました。

兄弟いると面談は同じ日に続けて行われます。次は娘ちゃんの面談です。娘ちゃんのクラスの前で待っている間も、ずっと息子くんの先生からのダメ出しの数々が気にかかっていました。

二人目娘ちゃんの面談

娘ちゃんの面談。先生からは「お勉強もセンスがあるというか、とても考えてできる子です」「積極的に行動してお手本になっています」「こんなに運動能力高い女の子なかなかいなくてびっくりしました」と、今度はべた褒めの嵐(笑)
そうなんです。娘ちゃんは私も心配していない。心配しているとしたら、ちょっと食べるのが遅いこととか、ケアレスミスが多いことくらい。
ちょっと緊張しちゃうところもあるので本人は改善したい様子であることを先生とも認識を合わせてをして、今後もっとチャレンジの背中を押してもらえるようにお願いして終わりました。

さて…どうする?

二人の評価がまるで違うことに、頭の中混乱しながらも帰宅をしていると、塾に出発したはずの息子くんがダッシュで家に帰る様子が見えました。
慌てて追いかけて家に入ると、「コンパス忘れた!」と準備中。

こんなところだよね~先生が言っていたのは(笑)
でもとりあえず「よく気付いたね!!自分で気づいたの?まだ間に合うからゆっくり行けば間に合うよ!」そう言って送り出しました。

どこに着目するか

息子くんの後姿を見ながら、いろんなことを考えました。
息子くんは塾に行くことを嫌だといったことはなく、宿題も雑だけど必ずやる。引っ越してきて1年。お友達と遊ぶために、自分から声をかけたり、自分なりに考えて行動している。
これって十分頑張っているんじゃないかな?もしかすると、授業中にお友達を誘うこととか考え事しているのかもしれないけど、自分が一番居心地の良い場所を探しているのであれば、それは生きる力として認めてあげたい。
塾に向けて急ぎ足で向かう息子くんを見て、そんな気持ちが強くなっていきました。

面談の結果を二人へ伝える

夕飯の時、面談どうだった?と娘ちゃんと息子くんが不安そうに聞いてきます。
「二人とも頑張ってるね!」先生から褒められていた部分を二人には伝えました。そして一つだけこれから頑張ることを話しました。
娘ちゃんには「給食早く食べられるようになるといいね!(笑)ママも遅かったんだ~」
息子くんには「ママから先生に、姿勢よくないから注意してみていてください~ってお願いしといたからね!」と伝えました。

なんでもできる!なんでも得意!
そんな子なんていないはず。できることもできないことも認めてあげること。苦手であることもその子の成長過程として認めてあげることが必要ではないかと感じました。
毎日学校に行くだけで疲れますし、初めての環境で考えることも多いでしょうし。そんな中、毎日笑って過ごしていることって、すごいことですもんね!

まだまだ成長過程の、苦手とする面にも気づかせてくれた先生に感謝です。
面談もまた、親としての成長に必要な緊張の時間でした。
私もまた一つ親として成長したかな?




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