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【第16期第5節まとめ】広島が京都との直接対決を制して単独首位へ。名古屋は一歩後退…今節MVP:石田千穂(札幌)

リーグ順位表

試合結果

横浜 15 - 13 福岡
大阪 15 - 6 東京
札幌 15 - 8 名古屋
広島 15 - 7 京都

今節リーグ最優秀選手:石田千穂(札幌)

Rating:8.8 SP:0 BP:0 AP:0
*初選出

今節の注目カードは、首位決戦となる広島vs京都だった。
2位広島は首位京都をホームで迎え撃つかたちに。セッター北川莉央が自チームの選手が動きやすいようゲームメイクし、河村ここあや一ノ瀬美空が躍動した。
また生田新監督の選手起用の采配が冴えていた。不調とみるや速やかに選手交代をする彼女が、この試合序盤不調だった村井優は変えずに辛抱強く使い、後半波に乗った村井が得点を重ねた。
これで広島は4連勝で京都を抜いて単独首位にたった。

逆に最下位対決となったのが、8位大阪vs7位東京。前節強豪名古屋に勝った東京が、まだ勝利のない大阪に乗り込んだ。しかし前節の熱戦で力を使い切ったのか、ゴールデンコンビである賀喜遥香と遠藤さくらが疲労で調子が出ず。一方大阪は新人コンビである有坂心花と大里菜桜、そして井上和が活躍して東京に圧勝して、今季初勝利を飾った。

前節東京に敗れた名古屋は、アウェー2連戦で今度は札幌戦に挑んだ。
新人伊藤百花は安定しており、特にセッター松田好花はトスだけでなく意表をつくツーアタックを3度も成功させて気を吐いた。だが、前節スタメンを休養させていた札幌は気合十分で、岡崎紗絵と小坂菜緒がスパイクとブロックで名古屋攻撃陣を打ち破り、今回スタメンに入ったセッター石田千穂が攻撃を上手く組み立て、名古屋を終始圧倒した。
名古屋は上位チームから一歩後退した。

横浜vs福岡は、横浜が勝利してなんとか上位チームに踏みとどまった。堀田真由のトス技術で札幌は攻撃を組み立てたが、一方で迫力に欠けるところがみられた。森田ひかると山﨑天は、得点こそともに4得点(3APと1BP)と申し分なかったが、決めきれないシーンが多く見られたのが課題か。

これで5節が終了し、4勝1敗で単独首位に広島。3勝2敗で4チーム(京都、福岡、横浜、札幌 ※札幌のみ勝ち点1点減)、2勝3敗で名古屋が続き、1勝4敗の東京・大阪が下位に沈んでいる。


各試合記事(選手&監督インタビュー等)

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個人成績

最多得点

評価点平均

BP (ブロック得点)

AP (アタック得点)

RP:得点に絡むレシーブ(アシスト)

TP:得点に絡むトス(アシスト)

注釈的確認事項

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