【第16期第9節まとめ】上位2チームが共倒れでリーグは一挙に混戦へ。名古屋、福岡にも逆転優勝のチャンスか?…今節MVP:小坂菜緒(札幌)
リーグ順位表
試合結果
札幌 15 - 13 広島
福岡 15 - 12 東京
横浜 15 - 13 大阪
名古屋 15 - 12 京都
今節リーグ最優秀選手:小坂菜緒(札幌)
Rating:8.1 SP:0 BP:2 AP:0
*今シーズン初選出、通算11度目
残り5節となった第9節では、リーグの戦力分布において事態が大きく動いた。2強といわれた広島と京都が、それぞれ札幌・名古屋に敗れ、上位と中位の差が縮まった。
優勝が絶望的といわれていた名古屋、福岡が優勝戦線に復帰し、5チームに優勝の可能性が残された。
広島はアウェーで3位札幌と対戦した。これまでチームの中心選手として快進撃に貢献してきた河村ここあが疲労により欠場した。その穴を一ノ瀬美空や渡邉理佐が必死に埋めようとしたが、ライバルチームである札幌は隙を見逃さなかった。岡崎紗絵、八木愛月は攻撃で相手を威圧し、小坂菜緒がブロックで河村不在の広島を沈黙させた。
この試合は札幌が勝利し、この試合の重要性から勝利に貢献した小坂がリーグMVPに選出された。
京都はこちらもアウェーで名古屋と対戦。主軸の守屋麗奈が疲労で欠場、MB金村美玖が必死にカバーするも、相手はタレント軍団の名古屋。正源司陽子が欠場していたが、OP田村保乃や、これまで不調だった月島琉衣が活躍し、京都に打ち勝った。
福岡はホームで東京と対戦。東京のOP松本麗世が8得点(1SP+7AP)と抜群の得点力をみせ、MB遠藤さくらとの連携力で一時優位にたつも、福岡MB五百城茉央が久々に評価点8.5を取得する精度の高いプレーで東京の勢いを削いだ。東京は賀喜遥香がもう少し好調であれば、試合展開はもう一波乱期待できたのかもしれない。
連覇が絶望的になった横浜は、ホームで最下位大阪と対戦したが、ここで負けるほど弱いチームではなかったようだ。試合としてはやや単調で、最高の評価点が7.2という「塩試合」であった。大阪は今季最下位の公算が高まった。
各試合記事(選手&監督インタビュー等)
※その他の試合はこちら
個人成績
最多得点
評価点平均
BP (ブロック得点)
AP (アタック得点)
RP:得点に絡むレシーブ(アシスト)
TP:得点に絡むトス(アシスト)
注釈的確認事項
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