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図書館に行ってきた

引っ越しのバタバタも落ち着いて、物の位置もしっくりくるようになり、日々のルーティンができてきた。近所のスーパーもひと通りチェックし、お気に入りのスーパーと、ニオイが気にならない豚肉を売るお肉屋さんも見つけた。

そして先週ついに図書館に足を踏み入れた。カードを作り、5冊の本を借りた。

「珈琲店タレーランの事件簿」岡崎琢磨
話の内容や推理の流れよりも描写力がとても優れた作家さんだと思った。密度が濃くて休み休み読んだ。

「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎
相変わらずの視点の多さに、記憶力の乏しい私にはなかなか厳しいものがあった。伊坂さんの本の伏線回収や人間関係を楽しむにはメモが必須だ。

「となりの脳世界」村田沙耶香
想像力にもいろんな種類があることを知った。想像力豊かだと時に怖がりになるけれど、村田さんは知りたがり屋さんだった。電車で走らせる人をやったことがないのが悔しかった。

「雪見酒」佐伯泰英
引っ越し前からずっと読んでいたシリーズの続きを借りた。小藤次の活躍が駿太郎へと移っていくのが少し寂しかった。

「雪と珊瑚と」梨木香歩
登場人物それぞれの性格、経験があり、モノの見方があり、伝え方がある。そして読者にもそれはある。それぞれの受け取り方がある。

推理小説に心惹かれなくなってきたこの頃。違うジャンルも読んでみようかな。

それと今後はお気に入りの神社と、寝転んでのんびりできる広々とした公園を探すつもりだ。

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