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第4回競技会に向けたロボットプログラミングをしてみよう!

およそ1カ月のご無沙汰です😊【函館市子どもロボットプログラミング教室】です。ずいぶんと秋も深まり、晩秋というよりも初冬の香りが漂って参りましたね。年末も近づき、嗚呼師走。

早いもので当教室も、もう4回目です。11月末にはロボット競技会を控え、今回からは少しずつ実践的な内容となっていきます。第4回目と第5回目は、GoogleMeetを利用してオンライン開催としました。保護者の皆様、ご協力誠にありがとうございました。

閑話休題。第4回目のまとめとレポートをお届けしますね。

第4回講座の内容

  • GoogleMeetの使い方と出席確認

  • IchigoJamにちょっと難しい計算をさせてみよう

  • IchigoJamでロボットを思い通りに動かしてみよう

今回の講座の「めあて」は、ロボット競技会で出題されるような課題を解決するプログラムを組んで、ロボットを動かしてみることでした😊

GoogleMeetの使い方と出席確認

初のオンライン講座ということで、GoogleMeetの使い方について再度チェックしました。皆さん時間通りにオンラインになってくださり、運営としてはホッと一安心でした。

※プライバシー保護のため、名前はモザイク処理しています

保護者の方のGoogleアカウントを使用することが多いため、画面上に表示される名前と、参加児童の名前の整合性を確かめる意味。そして、第2回め頃からお伝えしていた通り、子どもたちにキーボードでの入力に慣れてもらう意味で、GoogleMeetのチャット画面に自分の名前をIchigoJamに打ち込めた時間を記入してもらいました。

IchigoJamにちょっと難しい計算をさせてみよう

出席確認ができたところで、IchigoJamプログラミングのお作法と、もう一歩進んだプログラムに取り組んでもらいました。

IchigoJamで「?」を打つと、「?」以後のプログラムを実行した結果を1行下に出力してねという意味になること…思い出しました?

A=100
OK
B=1000
OK
C=A+B
OK
?C
1100
OK

Aという名前の付いた箱に100個のボールを入れます
Bという名前の付いた箱には1000個のボールを入れます
Cという箱には、AとBを合わせていれちゃいます
では、Cという箱にはボールは何個入っていますか?
1100個

といった具合のプログラムですね。IchigoJamに計算してもらう伝え方を知ることが出来たかと思います。ここで使った「A=100」というのは、代入と呼ばれる考え方で(大人の方にはおなじみかなと思いますが)、中学校の数学で学ぶ考え方です。

そのため、低学年の子どもたちには少し背伸びした内容になったようです。一方で、高学年の子どもたちにとっては、なんとなく「そういうことか~!」という感覚があったようで、この後紹介したIchigoJamに何度も計算してもらうプログラムについても、おもしろさを感じる子が多かったようです。

10 X=0 :?X:WAIT60 //Xに0を代入して表示して1秒待つ
20 X=X+1 :?X :WAIT60 //XにXに1を足して表示して1秒待つ
30 GOTO 20 // 20番の行にもどる
RUN //10から30までのプログラムを実行する

…と、このような形でIchigoJamにプログラムを打ち込んでもらいつつ、結果を確認して、何が起こっているのかを考えることができました😊

IchigoJamでロボットを思い通りに動かしてみよう

そして、いよいよ今日の本題です。11月20日(日)にロボットを使った競技会を開催することはすでにお伝え済みかと思いますが、今回の講座と次回の講座は、この競技会に向けてのロボットプログラミングの練習を進めました。

競技会のコースの説明

競技会では、平らな場所にロボットが走るためのコースがあり、そのコースの上を走らせながら、定められたゴールまでロボットを向かわせます。ロボットが途中途中で課された動きをクリアできると、更にポイントが加算されるので、好成績に繋がります。つまり、より細かいコントロールができるプログラムを書けるほど勝てる可能性は高まる、ということですね。

できるかな~?

今回は、空のペットボトル2本を60cmほど離しておいておき、その間を走らせたり、また、走ってゴールに到達した先でペットボトルをロボットのおしりでプッシュする…等の課題を出題しました。基本的には、前または後ろへ動かして、止める、そしてまた動かして止める、という動きの組み合わせで実現できる課題です。

どのような動きをロボットにやってもらえば、課題を解決してくれるのかを考えて、そして、その動きをどのようにロボットに伝えるのか(プログラミングするのか)ということを考える訓練になったのではないかな?と思います。

余談ですが、講座の最中に質問にお答えできなかった部分や、何らかのトラブルで先に進めなくなった子どもたちを対象に、午後の部終了後に悩み事相談部屋も開講していました。

悩み事相談部屋

もちろん、誰でも参加をお待ちしておりますので、オンライン講座中に聞けなかったこと、聞いてみたいことがある方はいつでも声をかけていただければと思います😀

次回予告【第5回】

親方が再登場!

第1回講座で登場した親方が、仙台よりオンラインで登場です。すでにご案内済みですが(メール等ご確認いただければ幸いです)、オンライン講座の予定だったのですが、急遽内容変更がありまして、センサーを使ったプログラミングから、ロボット競技会のコースを実際に使っての練習を行うことになりました。可能であれば会場となるはこだてみらい館へお越しください🙏

保護者の皆様におかれましてはお忙しい中、毎開催ご理解・ご協力いただき、誠にありがとうございます。何卒、引き続きよろしくお願いいたします。

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