映画『はこぶね』公式note

映画『はこぶね』公式note

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"想像する視点"と"向かう先のわからない音楽" 【撮影・音楽 寺西涼インタビュー】

制作経緯をまとめる公式note3回目。 今回は作品を構成する大事な要素である撮影と音楽にフォーカスします。 『はこぶね』はキャスト陣のお芝居にご注目頂くことが多い一方、画と音の要素についても強い関心を寄せて頂くことがあります。本作ではその画と音を構成する撮影/音楽のどちらも寺西涼さんが担当しています。 今回は寺西涼さんへのインタビュー会形式でどのように『はこぶね』の画と音楽を作っていったかをまとめます。 --------------------------------

    • 異なる身体感覚に対する好奇心  〜『はこぶね』音声ガイド制作に向けて〜

      映画『はこぶね』監督の大西諒です。 note記事を書くのは1ヶ月半ぶりとなりますが、 タイトル通り今回は音声ガイド制作に向けて記載する記事になります。 これまで詳しくは書いてこなかった、 『はこぶね』を制作し始めた経緯も併せて記載しています。 どうぞ宜しくお願いします。 非当事者が作る事の逡巡本作『はこぶね』は視覚障がいや認知症といった身体の特徴をもつ人物を描いています。一方で脚本を書いた私や、人物を演じて頂いたキャスト陣はその当事者ではありません。 当事者キャスティ

      • さぁ、公開初日。この映画は木村知貴と一緒に作った。

        はじめまして。映画監督の大西諒です。 これは、4年ほど前までサラリーマンだった 僕が『はこぶね』という映画をつくり、 公開初日を目前に控えて書く制作経緯の1回目です。 宜しくお願いします。 自分の為に書いた物語が長編映画に変わるまで サラリーマンとしておよそ10年、激しかった仕事をして ちょっと疲れていた僕は、ひょんなことで映画学校に通いはじめた。 映画学校では、 自分が今までに感じてきた事を物語に変換することが、 疲れた自分にとって一種のセラピーの様になることを学ん

      "想像する視点"と"向かう先のわからない音楽" 【撮影・音楽 寺西涼インタビュー】