忘れてるかと思ってさ〜

今の自分は体調も悪くなく、実は癌は治って来ているんじゃないか?なんて思うくらいの時もある。

でも、先日、ある人のお父さんも癌で亡くなったんだけれど、亡くなる一週間前までは毎日のように自転車で近所のお店に買い物に行く程に元気だったけど、一週間前に突然調子が悪くなり、そのまま亡くなられたという話を聞いた。

そうかぁ。

僕も同じように、具合の悪い期間がなるべく短いと良いなぁ等とぼんやり考えていたんだけど、Google様はそんな僕の心もお見通しらしく、この辺とか見といた方が良いんじゃないの?って感じで、「癌患者が辿る死に方」みたいな動画をいくつもオススメしてくれた。

まさに聞いた通りなんだね。

癌の特徴的な最後は、亡くなる一、二週間前までは比較的普通に生活出来るけど、最後の一、二週間で急激に悪くなるっていうのがスタンダードな死に方みたい。

なるほどねぇ、癌はそういう感じなんだね〜。

知っておいて良かった。


ところで、僕の抗がん剤治療も残すところ後二回。

というか、次回の外来の時にCTの検査が入っているので、後二回の抗がん剤の効果を待たずして、今の時点での腫瘍の大きさが、最後の判断基準になるのかな。(じゃ、後二回やる意味あんのかな?)

多分、最後の抗がん剤治療の時に、膵臓の摘出手術が出来るのか出来ないのか、出来ないなら、余命はあとどれくらいなのかってことを知らされるのかなぁと思っている。

というか、抗がん剤治療を始める時に、抗がん剤治療をしたとしても、おそらく膵臓の手術は出来ないでしょうと言われているので、多分、そういう結果になるんだと思う。

なので、そこで知らされる余命マイナス一カ月(1,2週間から余裕をみて)が、残された時間になるんだろうな。

それまでにやりたい事をやっておかないとね。

あと遺品を少しでも減らすべくの整理も…。

って、まだ全然やってないけど…。

なんかさ、はっきり駄目です!って言って貰わないと、最後の片付けに取り掛かる気にならないんだよね。

整理してからもしも生き残ったら、嫌じゃん?

あれ捨てなければ良かった!みたいな…。

だからさ、マジで始めるタイミングが難しいのよ。



で、いくつか見た動画によると、最後の一週間になると意識の混濁が始まってきて、いわゆる幻聴や幻覚みたいな、お迎え体験も多くの人にあるらしい。

昨日ね、ツイートもしたんだけど、突然昔の写真を見てみたくなってアルバムを探したんだよね。

そうして見つかった数冊のアルバムを開いてみたら、思いもしなかった写真が出て来た。

おじいちゃんとおばあちゃんの写真。

これを自分が持っているとは思わなかったわ〜。

多分、一人暮らしで家を出る時に母親が持たせてくれたんだろうな。

それと、赤ちゃんの頃の僕を抱く父親と、母親の記念写真。

僕以外はもうみんな死んじゃってるよなぁ。


なんかね、昨日、突然アルバムを探したのは、もしかしてさ

いや〜、もう顔を忘れてるかと思ってさ〜、一応、確認しといて貰ったわ〜

的なことなのかもってちょっと思ったw

お迎えに来て貰っても、皆んなの顔が分からなかったら困るじゃない?

誰?あんた?的な。

でも、これで大丈夫かな。


昨日、皆んなの顔を確認したから、あとは宜しくね〜って感じ。



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