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ご寄付をいただいている団体で働いてみたら、社内に寄付文化が浸透していた

コロナで学校や保育園に行けないお子さんたちと、そのパパ・ママの応援に、昼休みにZoomで遊んでみました

(今もコロナ禍は続いていますが……)
思い返せば今年の1月~3月は、オミクロン株が猛威を振るっていました。

保育園や学校の休園・休校が相次ぎ、コロナ罹患者も増え、周囲の子育て中の社員たちは、「在宅勤務withキッズ」を余儀なくされていました。

私の勤務先はリモート勤務環境が整っているため、同僚のみなさんは、お子さんのお相手をしながら何とか在宅から仕事を頑張っていました。
とはいえ、元気いっぱいのお子さんが家に閉じ込められて、お父さんお母さんは仕事でキリキリしていて、同僚もお子さんたちも、とても大変そうでした。

そこで私は、会社のZoomを使って、昼休み時間に社員のお子さんたちと「おうちで借り物競争」をして遊んでみました。
その時に書いた記事はこちらです。

私は寄付をいただく団体で働いています

申し遅れましたが、私は認定NPO法人フローレンスという団体で働いています。
フローレンスは、親子を取り巻く社会課題の解決を目指し、病児保育事業、障害児保育事業、小規模保育事業、特別養子縁組事業、子ども宅食事業、ひとり親家庭支援等を展開しています。

通常のビジネスですと、サービスを提供した相手(受益者)から代金をもらえます。しかし私たちが支援する相手からは、代金全額をいただけないことも多いです。
事業収益だけでは事業にかかるお金を賄えないため、行政からの補助金や、そして寄付者の方からご寄付をいただいて、運営しています。

いつも応援してくださる寄付者の皆様、本当に本当にありがとうございます。

寄付をいただく団体社員の寄付マインド

いつも皆さまからのご寄付で支えられている団体で働いているせいか、社員の中でも寄付文化が浸透しています。自社以外のNPO等に定期的に寄付をしている社員もたくさんいます。
そういう私自身も、複数の団体に毎月寄付をしていますし、クラウドファンディングにも気軽に参加します。寄付先は子育て支援に関わる領域の団体が多いのですが、馴染みのある土地に関連するクラファンも大好きです。

社員企画のイベントにも寄付する

この「おうちで借り物競争」を企画したときも、社員の寄付マインドが炸裂していました。

「参加してくれたお子さんに、参加賞としてサーティワンアイスクリームのe-giftを配りたい」
と社内で寄付を募ったら、あっという間に私のところに5000円以上が集まりました。

ちなみにレギュラーサイズのアイスは1つ390円です。サーティワンアイス5000円分といえば、かなりのものです。

サーティワンのe-gift

参加賞のアイスがあると子どもは大喜び、パパママも嬉しい

このサーティワンのe-giftを参加賞として配ったら、大・大好評でした。
参加後にパパやママにe-giftを贈ったところ、療養期間が過ぎたらすぐにショッピングモールに行って、「食べてきたよ!」報告をくださる方がほとんど。
お子さんたちのはじける笑顔を見せてもらって、私自身も本当に幸せな気持ちになれました。

お返しは笑顔で十分!

私自身は、社員のお子さんたちの気分転換になればと思って、オンラインイベントを開催しました。とはいえ自分も超楽しんでるので、やらされている感はゼロです。

他の社員は、ご自身ではイベントを開催しなくても、その取り組みを応援して参加賞のアイスクリーム代を寄付してくれました。「お手伝いできないけれど、良かったら応援させてください」とお金を渡してくれました。こちらも、やらされてる感はゼロです。(よね?)

私自身にも、寄付してくれた他の社員にも、喜んで参加してくれたお子さんたちの笑顔がご褒美でした。

そのときに気付きました。

もしかしたら、フローレンスが事業としてやっていることも、この延長線上にあるのかもしれない、と。
困っている誰かを、フローレンスが助ける。
その取り組みを応援してくださる方が、寄付をしてくれる。
困っている誰かが笑顔になれたら、笑顔になれる人が少しでも増えたら、それが最高のご褒美。
とても幸せな仕事だなぁ、と感じました。

私はどうして寄付をするか

私自身も複数の団体に寄付をしていることを先述しましたが、私はどうして寄付をするのか、改めて考えてみました。

それは純粋に「そこにお金を使いたい」からでした。
自分以外の誰かが、そのお金をきちんと使って活動し、支援したい相手を笑顔にしてくれるのなら、それだけで十分だと思うからでした。

ですので、寄付先の団体のアニュアルレポートをもらうのはとても嬉しいです。ほんの少しかもしれないけれど、自分の寄付が誰かの笑顔につながっていることが分かり、本当に幸せな気持ちになれます。
それが、最高の「#寄付してよかったこと」です。

最後に

フローレンスでは現在、ふるさと納税の仕組みを使ったクラウドファンディングを実施中です。
ふるさと納税なので、限度額までは実質自己負担2000円です。

いただいたご寄付は、子どもの虐待を防ぐ取り組みに使わせていただきます。

日本では、1週間に1人以上の子どもが、虐待で命を落としています。そのような悲しい出来事を防ぐ取り組みをしていきます。

ふるさと納税は、税金の使い道に、自分の意志を込められる制度だと思います。

もし今年の枠が残っていたら、こちらのふるさと納税にご協力いただけませんか。事業を通じて、困っている方の「嬉しい」「良かった」「助かった」に繋げていきます。

返礼品もあり、渋谷区内のレストランのお食事券や、障害者が働く福祉作業所のドリップバッグコーヒーなどから選べます。

ご検討いただけますと幸いです。