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人との関わりは麻薬みたいなものだ...

“人”と“間”で“人間”とはうまく言ったものだ。
実に日本らしい表現だと思う。

「間」の意味は、“交わり方の仲”である。

つまり、わたし(一人)だけでは、人間になることはできない。
あなたが居て、関係性ができることで“人間”になる。

人間であるがゆえ、辛いことが起きてしまう。

先日、“人との関わり”も1つの要因として、とある精神的な病に倒れてしまった人の話を伺った。

入院を数回、繰り返し、やっと自分にあった薬と出会うことができて症状が軽快して退院したそうだ。

薬で落ち着き、仕事を通して社会復帰していった。

仕事を通しての“人との関わり”がさらに体調をよくしたそうだ。

人との関わり中で、“この世界に居ても良い”という精神的な安定に繋がるのだろうと思う。

そんな感覚を得られるような場所は人によって異なる。
家族、友達、仕事、学校、趣味、、、
本当にいろんな場がある。

「人との関わりが要因で病気になり、人との関わりで病気が改善する。」
なんとも皮肉なもので、

“人との関わり”は良薬にもなるし、麻薬にもなる。

これから、多様性を重んじる社会になりそうな予感がする。

多様性だからと言って、全ての人を受け入れることは大変なことでもある。自分の精神状況を悪くしてしまっては本末転倒。

どうしても、苦手な人は必ず出てくる。

そんな時は無理せず、付き合う距離感を変えれば良い。

優しく見守り“受け流す”ことも大切なような気がする・・・

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