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タロットの話【カッパさんと巡るタロットカードの旅】

タロットカードとの出会いは高校生。
天野喜孝先生がデザインされた『幸せをつかむ タロット占い』でした。
ぱっと検索した限りでは現在は販売を終了しているのですが、何度か改版されていたようです。
大アルカナ22枚とコートカード(いわゆる宮廷カード・ペイジ~キング)の描きおろし、小アルカナは、ソード・ペンタクル・カップ・ワンド(ただ、ワンドとソードは覚えていないと正逆が分かりにくいタイプ)はトランプのようなタイプ。
これが当時は扱い方がなかなか難しくて、大アルカナだけを使用していました。

それから数十年。

2016年以降になるまでほぼ封印していたのですが、様々なご縁でタロットカードに再び触れることとなりました。
で、ライダータロットともいわれる スミス・ウェイト・タロットデッキ 缶入りタイプが指の短い私にはちょうど良かったのです。
(今もこちらが私のメインデッキ)

そんな以前の知識もあって、改めて学び直したら、するすると意味や情景が入ってきて、何より描かれている意味や解釈の深さや面白さにどんどん惹かれていきました。
私が入り込んだのはライダー版の世界ですが、トートタロット、マルセイユタロットととにかく描かれた寓意、タロットカードの魅力はその絵柄にあると思っています。
なので、タロットカードを占術として使うより、絵柄好きにウェイトが偏っているのかも(^^;

そして、2020年からは札幌二条市場ののれん横丁にある『占い喫酒場 パーム』さん にてタロットカードによる対面鑑定を始めることとなりました。
こちらではオーナー桃子さんが、手相をメインに西洋占星術を使った占いを、また所属されている占い師の方々がいらっしゃり、日替わりでタロットやマヤ歴、数秘術、星読み、易などの鑑定を受けられます。
そんな中、タロットでの鑑定歴30年を超える新田さんにもアドバイスをいただきながらのスタート。

タロットカードにカラーリーディング(今気になっている色などから、タロットと合わせて状況を読んでいくものです。カラーリーディングについてはまた後日)を加えた鑑定を行っていましたが、現在はお休みしています。

で、タロットはもういいの? ということではなく、愛する気持ちは強いために始めたのが、タロットカードを作りたい!  でした。
そしてそのイラストをカッパさんを描き作り続ける、野良のカッパ売り カッパヤのモジャさんお願いをしまして(というか焚き付けて)、「カッパさんタロット」を月1回の大体の雰囲気を読んでいくリーディングと共に公開しています。
作画、モジャさん。リーディング、はるまちという形です。

インスタグラム はるまちとカッパヤ にて
現在までに17枚。いつかは紙カード化できたらよいのですが。

そして最新の2月末から3月半ば頃までのリーディングは「0 The FOOL」を描いてもらったのですが、なんとなく0からのスタート。ここからの旅という感じがしております。
春分も訪れますしね。


はるまちとカッパヤより カッパタロットいろいろ イラスト:モジャさん

そんな具合で、冒頭に書いていた天野先生のデッキも小アルカナも含め扱えるようになりましたが、ほんとうに癖があって、いくつかのレビューにあった、アートとしてのタロットと言われるのはよくわかります。
しかし、それぞれの個性は基本の意味に付随して読んで良いものと今は考えられます。
タロットとの旅もそれなりになってきましたが、改めて更地に立って学び直したり、していきたいものです。
また直接の鑑定などもスタートしていきますが、そちらはおいおいに。

改めてカッパイラストは ©モジャさん

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