日記【3/3 桃の節句🎎】
久々の雛飾りとの対面。お顔立ちがほっそりとした穏やかな顔立ちです。素敵。
昭和の頃は7段飾りが主流で、大きく飾っていた記憶があるのですが、それでも年々世の中で売られているお雛様はケースに入った飾りが増えてきたようなとか、お内裏様とお雛様のみになったようなと思う内、実家にあった飾りからは7段あったスチール棚がまず消えました。
様々な事情からあれこれと減って行き、数段を残して官女随身たちは手を離れました‥もうこれは致し方なしです。
家のスケール感とともに、時代と共に、もう7段飾りをドンと飾れる家も少なくなっているのではないかしらというご多分に漏れず、私自身は伯母からもらった小さなお雛様をそっと飾るくらいになっておりました。
なので、せめてもこうして残っている内裏さまとお雛様🎎にはもうなんだか、エモーショナルな感慨というか、そういう気分です。
こういう美に触れる機会はやはり大切なんだと思います‥ 季節感。節目感。
さて先日
こちらをみて、久々に京の雛と近代雛のことを思い出してました。
大正天皇が西洋式に皇后様の右に立たれてから左右がかわったという逸話。いまはこうして受け入れてますが、当時は大変な変化だと思われていたのではないかしら。何しろ長い歴史の上で、上座と下座が入れ替わったというか、概念が変わったわけです。
ものごとが変わっていく時の驚きとか交々の意見があって今に流れていって、もしかするとお雛様飾りそのものの意義もまた変わっていくのかな、とかも思います。
もちろんお雛様のことだけではないけれど。
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