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【いま、あなたに届けたい1冊】 No.39「長いお別れ」

10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。

推薦された本は協力書店さんで販売いただいております📚(ブックスタマ武蔵小山店、ブックスタマ東大和店)

こんにちは、もしくはおはようございます、あるいはこんばんは。スタッフのみやもとです。

晴れた!と思ったら午後から雨が降ったりと、安定しない天気が続きますね。今年は花火大会もキャンプもフェスもないですが、気分だけでも早く夏を味わいたいものです・・


No.39「長いお別れ」

レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説に登場する私立探偵フィリップ・マーロウは男の生き方の教科書で、シリーズの中でも特に物語が面白いのが『長いお別れ』です。チャンドラーの小説は名台詞の宝庫で、マイ・ベストは『プレイバック』の「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格はない」ですが、「ギムレットにはまだ早すぎるね」をはじめ『長いお別れ』も名台詞の宝庫です。 自営業33歳

「強さ」と「優しさ」の定義って人それぞれですよねー。

私の個人的に心がけている「強さ」は、腕っ節や言動の強さではなく、何か会った時に耐えることのできる精神的な強さ。「優しさ」は、ただ甘やかすのではなく、相手にとって何が最善かを考えて接することのできる想像力だと思っています。

心がけているつもりなのですが、なかなか100%行動に移すことは難しいですね。。

10代のみんなにとっての強さ・優しさって何だろう。聞いてみたいなあ。


・・・

引き続き、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜🙃

※推薦本の販売にご協力いただける書店さんはまだまだ募集中です!メールまたはDMでお気軽にご連絡ください◎

<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://mobile.twitter.com/hakkutsu_tokyo


<暗やみ本屋ハックツとは?>
暗やみ本屋ハックツは、大人の方から寄贈いただいた本だけが並ぶ、10代限定の古本屋です。多いときでは約80冊が店内に並び、営業日によって本は入れ替わります。店内は「暗やみ本屋」の名の通り、真っ暗やみ。若者たちは洞窟のなかで宝探しをするかのように、懐中電灯を片手に本を探します。それぞれの本には大人からのメッセージつき。若者たちはメッセージを読みながら本を手にとり、自分が欲しい本を選びます。寄贈された本がハックツされる(若者の手に渡る)と、スタッフより「ハックツされました!」メールが届きます。ハックツで出会う本や、地域の大人との出会は、若者たちの人生の選択肢を広げるきっかけになると信じて活動を続けています。