見出し画像

「鵞足炎」が鍼治療で劇的に治ったお話

呼吸改善と運動不足解消の為に
週に1度、水泳教室に通っている。

生徒さんの大半は、ワタシよりずっと先輩のお姉様方で占められているが、
まー、皆さん元気元気。

クロール、平泳ぎどころかバタフライもガンガン泳ぐ。

そんなお姉様方の勢いに圧倒されつつも、今は楽しく通えている。

昨年の秋に入会して半年程経っているが、
3月の終わり頃に予想外にも「鵞足炎」になってしまった。


水泳は膝に負担がかからないって聞いたのにぃ!


鵞足炎ってなに?

所謂「平泳ぎ」の際の間違ったフォームにより、膝の内側の裏と表側を痛めてしまう炎症のことを言うらしい。

ここだけの話、3月まで担当してくれていた先生とは何故か相性が悪く、
ワタシの泳ぎを見るたび「なんか違うんだよな~」というだけで、正しいフォームがちっともわからなかった。
(だって見本を見せてくれなかったんだモン。)

とにかく、膝を曲げたところからまっすぐにする時に痛みが走る。
デスクワーク時に椅子から立ち上がる際に痛みが走り、数歩足を引き摺ってしまうほどだ。

ただ日常生活は問題なくおくれるので、病院に行かなきゃと思いつつもそのうち治るだろうとほうっておいたら1か月半も経ってしまった。


かえる脚は股関節にもいいってサ!


そうだ、鍼に行こう!

突然髪きりたい衝動に駆られるように思い立つ。
そう、髪を切りたくなる時はいつも突然やってくる。

「そうだ、京都行こう」 みたいな感じで。

きょうもいつも通り帰宅の途中に突然思いついた。

「そうだ鍼に行けばいいじゃない?」

こういうのを「降りてきた」と言うんだろう。

思い立ったらスグ野郎なもんで、以前通っていた鍼灸院にその場で電話してみたところ、オッケーを頂いたので「ヤッター!」とココロの中で軽くガッツポーズをしながら向かう。

向かった先は、所謂「電気鍼」治療の鍼灸院で、コロナ前は時々通っていた。
コロナ渦後も変わらず同じ場所にあり、到着したらすぐ施術してもらえた。
膝裏、膝右、ふくらはぎ、足首裏に電気鍼、お灸、マッサージとおよそ4-50分。

起き上がって診察台から降りた瞬間

あれだけ痛みが消えなかった内膝から痛みが消えている。


びっくりした。


まさに劇的ビフォーアフター。
もとい、劇的改善とはこのことだ。
あまりにも魔法をかけられたような出来事でキツネにつままれた気分である。
こんなことならもっと早く行けば良かった。

と、先生にそのまま伝えたら、

そうだよ~
膝はほっといても治らないからね! 
アハハ!

と笑いながら言われてしまった。
膝は自然治癒が難しいらしい。
水泳は関節に負担がかからないと聞いていたし、実際そう思っていたけれど、それも所詮正しい泳法があってこそだということは全く思いもつかなかった。

年齢的にももうそろそろ無理が効かなくなってきている。
何事も「かもしれない」事を念頭に決してこれまで通りということは通用しないのだなと痛感した。

そして、改めて 鍼スゲー!
お灸スゲー!
再発見出来て結果オーライ。
ありがたやありがたや。


またこれで身体を動かせる事に感謝!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?