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レシピ本のメニュー出し

4月発売の新刊に載せるメニューを決めるMTG。
編集者とライター、スタイリストにカメラマン、そして著者の私。
本作りに関わる人たち、それぞれの担当分野があるわけだけど
私の仕事はこのメニュー出しと当日の調理、撮影後のレシピチェックが主な担当になる。メニューは1冊につき70〜80くらいになるので、毎回ここが肝になり、エネルギーを使う。
本のコンセプトを捉えて、それに沿うようなメニュー(しかも私らしさも入れつつ)を練り練り頭の中で練ったあとは、怒涛の試作。
それでも一日10品も試作できればいい方なので、2週間くらいはとにかく作り、食べ、直し、また食べ、みたいな常に満腹状態。そして我が家の晩ごはんのメニューが超絶バランス悪くなる週間なわけです(ごめん家族)


MTGで台割りに当て込んでいく

編集さんによってこの辺りのやり方が違っていて興味深い。
著者を入れずに構成を決めてこられる場合もあれば、一緒にその場で組み立てていく場合もあり。私は本における編集の重要さが4冊目にして段々と分かってきたので(最初は本当に何も分からない、ただの傍観者)この作業を見るのが楽しい。
どんな本になるのかな〜とワクワクする。
というか、自分は動画を作るのも本や雑誌を作るのもすごく好きなのだと最近わかってきた。
ひとつひとつのカケラを組み合わせて作品が出来上がるのが楽しいし、出来上がりではプロの仕事を見せつけられて、なんか興奮する。何かの専門家っていう人が大好き。
やはり一人でやる仕事とチームでできる仕事って全然違うと、これまで何万回も誰もが言ってきたことを今更ながらに自分でも実感してみる。

撮影までにメニューのレシピ推敲を続けて、ブラッシュアップしてきます!

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