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世界は創れる

今年ももう気づけば半分が過ぎようとしている。

4月に長男が1年生になり、生活リズムがガラッと変わったが、
やっとここ最近このペースにも慣れつつある。

去年9月に三男坊が産まれ8ヶ月経つのだけれど、
会社員時代だった頃は、育休手当というとてもありがいものをいただけるので、
目の前のお子だけに集中しながら毎日せっせと暮らしていけたのだが、
自営業になった今はそういうわけにはいかない。

正直、レッスンを再会するまでは、心も身体もなかなか仕事スイッチが入らず、
できることならやりたくない・・・もっと休んでいたい・・・寝たい・・
そんな気持ちを抱えながらも、やるしかない!と心と身体の準備が整う前に、
「やります!」「募集!」のスタートをかけるのが私のやり方、私流なのだ笑

自分にプレッシャーをかけることで、動けるタイプだと検証済みなので、
私のやり方はいつもそんな感じ。スケジュール通りに進められるかわからないこと、キャパ超えしてない!?ってことを「やります!」と言うもんだから、
正直とても自分自身へのプレッシャーはかかるのだが、不思議ときちんとその通りに進められる。自分が言ったことに対しては、責任を取らなければいけないから、それに向かって走り続けるしかないのだ。

自分がどうやったら進めるか、
スイッチを入れられるか、は人それぞれだろうから、
自分でそれを知っていると行動に移しやすくなるんだと思う。

本日のタイトル「世界は創れる」なんだけど、
文字だけ見るとなんかすごいこと言ってんなー!ってなるよね笑

ここで私が話している「世界」って言うのは、自分の毎日の生きる場所のこと。
行き先や、出会う人を自分で決めることができて、そういう積み重ねが自分の心地良い世界を創れるってことね!

これまでも似たような話をしたことはあったかもしれないんだけど、
「世界」っていう捉え方をしたのは、ワケがあって。

今年1年生になる長男をシュタイナー学園に通わせる決断を去年したんだけどね。
シュタイナーって言葉聞いたことある?私は、なんとなく聞いたことはあるけど、
ん?モンテッソーリと同じ?ていう感じでチンプンカンプンだった。

4月から通ってもうすぐ2ヶ月経つんだけど、
シュタイナー学園に通わせて気づいたことがあって。

それがね、「子どもの世界は創れる」ってこと。
シュタイナーの考えに基づいて、空間作りから、先生の立ち振る舞い、話し方、ふと目にする光景、聞こえる音など、無意識な部分まで全部考え尽くされているの。もちろん、学年によって空間や先生の話し方など全て変わってくるんだけど。

これまではなるべく「現実を見せて現実を伝えるほうがいい」って思ってたのね。(ここで言う現実っていうのは大変な現実っていう意味ではなくて、私たちがふつうに毎日過ごして目にする物のこと)

でも、1年生って言うのは、まだお母さんの子宮に包まれているような年齢ってことを教えてもらってさ。ちょうどその頃に歯が抜け始めるでしょ?歯がね、抜けるまでは分かりやすく言うと、「ファンタジーの世界」に生きているようなもんなんだよ。

だからね、すごく実感しているのが、シュタイナー学園に通わせて長男が保育園にいた頃よりもいい意味でもっと子どもらしく、可愛くなったんだよね。小人や精霊や天使が、よく先生がしてくれるお話の中にも出てくるんだけど、その存在を家でも感じてるのよ。

文字で伝えるのはなかなか難しいんだけど、今日話したかったのは、
「世界は創れる」ってことで。

それが何かって言うと、
子どもがね、子どもらしく、安心して学べる、人を信じることができる、自分は自分のままでいい、大切にされている存在だ、先生は信頼できる大人だ、表現できる表現していい、この世界はきっと美しいものだ、って思わせてくれる教育なんだと思う。

ん〜!きっともっといい表現、伝え方があるかと思うんだけど、私の語彙力だと今はこんな感じが限界です笑!!なんとなく伝わった?

でね、息子を見ていて繋がったのが、
私も私の世界を創っていいんだ!ってこと。
料理教室始めて、ほんと素敵な出会いがたくさんあって。
それって、自分で自分の世界を創ってることになってるんだなーって思ったんだよね。

それは、息子をシュタイナー学園に通わせたから、「世界」っていう表現ができるようなったんだと思う。私もね、息子と同じくシュタイナー1年生だから、まだまだ・・・ほんっとにわからないことだらけなんだけど、ただひとつ確信して言えるのは、この学校を選んでほんとうによかった!ってこと。

その選択ができたのも、私が会社員辞めて、自営業になったからなんだよね。
送迎問題、土日の学園運営会、保護者会など、公立学校と比べると子に関わる時間が絶対的に長いのよ!!(4月なんて8時半に送迎して10時お迎えでした笑)
まぁ、お迎えもね、ただただ早いってわけじゃなくて、全ては子どもを中心とした子どもの学びのための選択なんだよね。

だからね、何が言いたいかって、
ひとつひとつ、自分が選択してきたこと(無意識に選択も含めて)が、
今の自分を創っている、世界を創っているってことなの!

何かを決める時、今目の前に見えるものだけを決断しているように感じるけど、
その決断が、もしかしたら1年後、2年後、10年後、もっと先の未来にも繋がる重大な決断になっていることがあるってこと。

今、6歳の息子をシュタイナー学園にいれてこれから先経験することは、
5年後、10年後、20年後、きっと息子の世界を彩り豊かなもの(幸せや苦しいこと全部含めて)にしてくれるであろうと思ってる。
(シュタイナーの担任は、1年生から9年間同じ先生が務めます。素晴らしい・・・)

シュタイナーの目指すのは、「自由への教育」なんだけど、
私は一般的な教育を受けてきて、レールにのかって、いい会社入って、定年まで働いて、・・・って感じで、夢とか描いたことなかったんだよ。現実しか見てこなかったんだよね。

だから、今6歳の子どもの時にしか見ることができない「ぴんく色の世界」(1年生の教室は薄いピンク色。学年によってだんだんと色が濃くなる。それも全て子どもの発達に応じて決まってるの)の中で生きている息子を、大事に大事に包んであげなきゃいけないなって。

親も先生からは学ぶことばかりで。まじで、アラフォーから生き直ししてます。笑
「世界を創る」って言うと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、
自分の生きる世界は自分で創ってきたことに気づいたお話でした。

まだまだ話したいこと多すぎてまとまりませんが、今日はこのへんで。











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